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私に一度目の転機が起きたのは何もすることがなく暇でぶらぶらと摺鉢街を探索していた時






目の前に同じ歳くらいの子供の集団があった





誰かと話したくて







誰かと過ごしたくて






1人は寂しくて






だから私はその集団に近づいた





『あのっ』






声をかけると皆、私から逃げるように1人の男の子後ろに隠れた







男の子は皆んなを庇うように腕を広げ私を睨んだ






その日初めて魔法をみた





その子の服がふわりと形を変えて素早く私の喉をとらえた






『…殺してくれるの?』






ふと出た言葉だった






自分でも驚いた






「殺して欲しいのか?」





死にたくない






でもそんな気持ちとは正反対に私の口から漏れ出すのは





『死にたい』





その言葉だけだった





「何故」






『もう疲れた』





『汚いおじさんの相手も』





『空腹で倒れそうになる日々も』





『1人で寒い夜を超えるのも』







『全部…全部つかれた』






『本当に…いっそのこと』


















『死んでしまえたらいいのに』







その時久しぶりに涙がこぼれたんだ






そしたらギュッて男の子がだきしめてくれた





頭を撫でてくれた





「僕の名は芥川龍之介」





「それほど辛いのなら共に過ごそう」





って身寄りのない私に居場所をくれた




それが龍之介さんで




これが最初の出会い

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夢幻泡影(むーにー)(プロフ) - 猫春#ねこはるさん» 読んでもらえてとっても嬉しいです!舞い上がってますw最初とその後の切り替え凄いですよね、ややこしい事になってしまいすみません…と思いながら優しい太宰さんも怖めな太宰さんも好きなので書いてしまいました (12月24日 21時) (レス) id: fd232344cc (このIDを非表示/違反報告)
夢幻泡影(むーにー)(プロフ) - 来世は推しと生きたいさん» ありがとうございます!次回作は芥川さんから一度離れてみようかと思い別の人物に手を出してしまいました。毎作品、最後まで読んでくださり本当にありがとうございます! (12月24日 21時) (レス) id: fd232344cc (このIDを非表示/違反報告)
猫春#ねこはる - 取り消します。死ぬほど優しかったです(((今読んでる最中の人 (12月24日 17時) (レス) @page11 id: f169115c31 (このIDを非表示/違反報告)
猫春#ねこはる - 太宰さんが怖すぎて好きです (12月24日 17時) (レス) @page7 id: f169115c31 (このIDを非表示/違反報告)
来世は推しと生きたい - 完結おめでとうございます!!何度も主様の作品に泣かされました…本当に感動物です。私は芥川推しなのですが,主様の書く原作を保ちながら優しさを少しずつ見せる感じがすごく好きです。あと夢主ちゃんの性格も毎回好きです!次回作も読ませて頂きます! (12月24日 17時) (レス) @page44 id: 3324b2c332 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夢幻泡影(むーにー) | 作成日時:2023年10月16日 0時

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