第一章 探偵社 ページ3
ある日、探偵社に入ってきた新入社員
異能力は無し
僕は事務員かなって思ったけれど
一応、戦闘員らしい
『皆様、お初お目にかかります。』
『本日から、探偵社員として働かせて頂くAと申します。』
宜しくと声が飛び交う
江戸川「君、何歳?敦と近いんじゃ無い?」
『18です』
中島「!同い年ですね!」
『そうなのですね』
ナオミ「なぜ、探偵社に?」
『実は、探偵社に入社する前は孤児院に入っていまして…』
『ですが、もう18ですしずっと孤児院の世話になるのも…と思いまして』
谷崎「それで、経歴もないから探偵社に」
『はい』
与謝野「孤児院で働こうとは思わなかったのかい?」
『身よりもないですから声をかけてくださいましだが』
…
…
『どうしても礼を伝えたい方がおりまして』
江戸川「僕が探してあげようか〜」
『ご好意だけ受け取っておきますね』
江戸川「君、かなりそいつに惚れているね」
「私の…私にとっての兄の様な存在ですから」
国木田「皆、気になるのは山々だが質問を終われ」
国木田「仕事だ」
はーい
と言って皆んな探偵社を出ていく
『あの、私は…』
「あぁ、探偵社に残って唐変木が帰ってくるのを待っていてくれ」
『唐変木…ですか』
「きたらすぐにわかる。あぁ、あと彼奴が仕事をするのを見張っていてくれ」
『はい』
「では、行ってくる」
『お気をつけて』
パタンとしまった扉
『…』
1人は嫌いだ
あの日のことを思い出すから
…
何もしないのも申し訳なかって掃除用具を取り出して掃除を始めた
それから暫くして扉が開いた
??「あぁーーーー!疲れた」
『おかえりな…っ!!』
??「おや?こんなところに美しい女性がぁぁ!!」
楽しそうな相手方と反対に私は冷や汗が止まらなかった
ガクガクと震える
『…どうして』
『どうして貴方がここにいるの…』
…
…
…
『太宰治っ』
笑顔だった表情はするりと消え低い声で
太宰「あぁ、あの時の君か」
そう言われるものだから床に崩れ落ちてしまった
そんな私にお構いなく近づきしゃがんで目線を合わせる
「ねぇ、君」
…
…
「芥川君を探しているのだろ?」
『ッ』
「諦めたまえ」
「もう、君とは住んでる世界が違いすぎるんだ」
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夢幻泡影(むーにー)(プロフ) - 猫春#ねこはるさん» 読んでもらえてとっても嬉しいです!舞い上がってますw最初とその後の切り替え凄いですよね、ややこしい事になってしまいすみません…と思いながら優しい太宰さんも怖めな太宰さんも好きなので書いてしまいました (12月24日 21時) (レス) id: fd232344cc (このIDを非表示/違反報告)
夢幻泡影(むーにー)(プロフ) - 来世は推しと生きたいさん» ありがとうございます!次回作は芥川さんから一度離れてみようかと思い別の人物に手を出してしまいました。毎作品、最後まで読んでくださり本当にありがとうございます! (12月24日 21時) (レス) id: fd232344cc (このIDを非表示/違反報告)
猫春#ねこはる - 取り消します。死ぬほど優しかったです(((今読んでる最中の人 (12月24日 17時) (レス) @page11 id: f169115c31 (このIDを非表示/違反報告)
猫春#ねこはる - 太宰さんが怖すぎて好きです (12月24日 17時) (レス) @page7 id: f169115c31 (このIDを非表示/違反報告)
来世は推しと生きたい - 完結おめでとうございます!!何度も主様の作品に泣かされました…本当に感動物です。私は芥川推しなのですが,主様の書く原作を保ちながら優しさを少しずつ見せる感じがすごく好きです。あと夢主ちゃんの性格も毎回好きです!次回作も読ませて頂きます! (12月24日 17時) (レス) @page44 id: 3324b2c332 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夢幻泡影(むーにー) | 作成日時:2023年10月16日 0時