元幻想郷少女は異能力者弐篇 (ページ36)

今日:11 hit、昨日:1 hit、合計:17,631 hit

【０２】探偵社の小さな復讐ページ36

※此れは漫画“文豪ストレイドッグス”の裏表紙の奴です
※殆どが会話文
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

探偵社襲撃後のポートマフィアにて

「くッ･･････許すまじ探偵社！
　このままで済むと思ったら大間違いです！」

「まだ何かやるのかね。｣

「当然です！」

「我々に足りなかったのは情報収集です。まあ見てください
　これは探偵社の公式ページです。電話番号も住所も載っています」

「えっ普通にウェブサイトとかあんのかよ。あとこのマスコット大丈夫か」

立原は探偵社のホームページに載っている眼鏡を掛けている鼠の様な生き物を見ていた

「ここに記載されている住所へ──」

「アマ●ンで等身大キリンさんフィギュアを大量注文して
探偵社に送りつけてやります!しかも着払いで!」

「地味にウザい！」

「あと太宰の家のポストをもやしでいっぱいにしてやりたいです」

「奴はもやしが嫌いなのか？」

「いえ、奴は大の犬嫌いらしいですが犬は入れたら可哀想なので」

「食べ物を粗末にするのはいかんぞ」

「大丈夫です。後で構成員が美味しく頂きます」

いくら凶悪なポートマフィアでも流石に常識は身に付けているようだ

樋口がタタタタタタとパソコンを操作しとある社員の写真を映し出した

「そして御阿礼さんが大の兎好きと聞いたので兎をプレゼントします」

それと芥川先輩の写真集も！と云いながら御阿礼の写真を眺める樋口

「なんで彼奴はいいんだよ」

御阿礼の写真を見て興奮する樋口をに呆れながらツッコむ立原

「何処から、その情報を手に入れたのだ？」

「首領に教えてもらいました！！」

「首領！？」

ギャーギャーと騒いでいるとカチャと芥川が部屋に入ってくる

「節電しろ。部屋が明るい」

「すみませッ」

ピシィッと芥川が樋口の頬を叩いた

(道理でいつも背景が暗いと……)

叩かれても悲しみもせず受け入れた樋口の様子を見て

立原はクセが強い人達にも負けずにそんな事を思っていた

＿＿＿＿これが黒蜥蜴らの日常なのかもしれない