【１章４話】人生万事塞翁が虎 ページ5
「全くジサツするのは勝手ですが他人には迷惑かけないんじゃないんですか？」
「まあ御阿ちゃんのいう通り＿＿人に迷惑をかけない清くクリーンなジサツが私の信条だ。
だのに君に迷惑をかけた。これは此方の落ち度。何かお詫びを＿＿＿＿＿」
男が、そう云いかけた瞬間�爐阿Δイイキ瓩髪召β腓�な音が響いた
その音は紛れもなく敦の腹の音だった
「……空腹かい少年？」
「は、はい先程御阿礼さんに団子を貰ったんですけど
ここ数日何も食べてなくて……」
�爐阿Δイイキ�
そして再び腹の音が鳴った
但し今回の音は敦ではなくジサツ好き男の腹から鳴った音だ
「私もだ。ちなみに財布も流された」
「えぇ？助けたお礼にご馳走っていう流れだと思ったのに」
「？」
「？じゃねえ！」
「私が払いましょうか？」
「いいや愛する人に、お金を出させる格好悪い事はしたくないからね。」
(自分が払わない事の方が格好悪いの気付いていないのかしら)
御阿礼がそんな事を思っていると「おォーい」と岸から声が聞こえる
其処には腕を組み不機嫌なオーラを放っている眼鏡を掛けた青年がたっていた
「こんな処に居ったか唐変木！」
「おー、国木田君！ご苦労様！」
「苦労は凡てお前の所為だこのジサツ嗜癖！お前はどれだけ俺の計画を乱せば＿＿＿＿」
「そうだ君。良いことを思いついた。彼は私たちの同僚なのだ。彼に奢ってもらおう」
「へ？」
「国木田さん可哀想…」
「聞けよ！」
岸にいる男の怒りの声と御阿礼の呆れの声を気にせずに話を続けるジサツ好きの男
「君、名前は？」
「中島…敦ですけど」
「ついて来たまえ敦君。何が食べたい？」
「はぁ…あの…茶漬けが…食べたいです」
ジサツ好き男は�狠稍劼鵜瓩箸いγ姥譴法▲�ョトンとし
ぷっ、と笑いだした
「はっはっは！餓死寸前の少年が茶漬けを所望か！
良いよ、国木田君に三十杯くらい奢らせよう」
「俺の金で勝手に太っ腹になるな太宰！」
「太宰？」
「ああ私の名だよ＿＿＿＿
太宰、太宰治だ」
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えぼし(プロフ) - 返信遅くなってすみません。初心者の作品を見てくれて此方こそ有難うございますです。 (2022年4月30日 19時) (
レス) id: 0e1ad52da6 (このIDを非表示/違反報告)
いか - 東方と文ストとか言う最高のクロスオーバーありがとうございます好きです (2022年4月30日 18時) (レス) @page1 id: fe2c98bf5f (このIDを非表示/違反報告)
えぼし(プロフ) - 有難うございます！何方とも好きな作品でなので、そう云ってくれて嬉しいです！！学校も有るので不安定更新ですが此れからもお願いします (2022年3月26日 16時) (レス) id: 0e1ad52da6 (このIDを非表示/違反報告)
乱刹 - 東方と、文ストのコラボとか最強じゃないですか！それとめっちゃ面白くて好きになりました！これからも更新がんばってください。 (2022年3月26日 14時) (レス) @page5 id: a8460a1252 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えぼし | 作成日時：2022年3月1日 2時
