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Aside
俺がここへ来て1週間が経った。
少しずつ、皆とも仲良くなり、普通に話す程度にはなっている。
俺はゲストルームからちゃんとした部屋に変わり、毎日トントンの書類を手伝っている。
いつもの書類よりは少ないものの、トントンは俺より多い量の書類をしている。
俺に押し付けていいと言ってもそれはダメと言われてしまう。
彼の隈はいつまで経っても治らない。
あの作戦も順調に進んでいる。
あ、...この書類をやるには、資料が必要だな。
図書室に行こう。
俺は部屋を出て図書室に向かう。
図書室に入ると壁一面の本に迎えられる。
ここの本の揃い具合といったら、素晴らしい限りだ。
すると、こちらに気づいた色素の薄い男が話しかけてくる。
エーミールだ。
em「おや、Aさん、どうしましたか？」
『資料を探してるんだ。O国の資料ないか？』
em「O国の資料なら、あちらにあります。持って来ましょうか？」
『じゃあ、頼む。』
em「分かりました。少し待っててください。」
エーミールは資料を取りに歩いていった。
俺はエーミールが取りに行ってる間に近くにある本棚を見ると、ふと目に付く絵本があった。
『...「孤独な王と海賊」？
何だ、この絵本...。』
em「気になりますか？」
音もなくこちらに話しかけてきたエーミールに驚きつつも俺は返す。
『...何か、心惹かれるな。読んだことがないはずなのに懐かしい感じがする。』
em「そのお話は、ここよりもずっと西の方で本当に合ったとされているんです。ざっとですけど、少しその物語について話しましょうか？」
『じゃあ、聞かせてくれ。』
エーミールは柔らかく微笑み、教えてくれた。
〔昔、王様がいた。その王様は海にとても憧れていた。しかし、王様であるため、城の外に行くことを許されていませんでした。
王様は外に出られない生活に耐えられなくなり、誰にもバレないように外に出た。
そこで出会ったのは海賊。
それから海賊と共に過ごし、大冒険をした。〕
という物語。
em「＿＿＿...今となっては、海賊はいませんが、昔はたくさんの海賊が宝を求めて海に出ていたそうですよ。」
『へぇ...冒険か。俺は今の生活が冒険そのものと感じているがな。』
em「Aさんらしいですね。これ、O国の資料です。」
『ありがとう。じゃあ、失礼するよ。』
em「ええ。また、来てください。」
そう言って図書室を出て、部屋に戻った。
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ゆかり(プロフ) - あうあさん» ありがとうございます！最後まで読んでいただきありがとうございました！(*´∀｀)番外編が出るまでお待ちください☆ (2020年5月12日 20時) (
レス) id: 90177999dd (このIDを非表示/違反報告)
あうあ - 最っ高でした。完結おめでとうございます！お疲れ様でした！！番外編楽しみにしています！ (2020年5月12日 20時) (レス) id: 8787b22be6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - らうさん» ありがとうございます(*´∀｀)ベルア国と白い人ですねφ(.. )了解です！番外編が出るまでお待ちください☆ (2020年5月11日 23時) (レス) id: 90177999dd (このIDを非表示/違反報告)
らう - お疲れ様でしたー！！本当にめっちゃもうすごい楽しかったです！！(?)ちょっと寂しい気もしますが…番外編、楽しみにしています！！！ベルア国の幹部？さん達との絡みも見たいですね…！！某白い人との絡みも見たいなーなんて…()番外編も頑張ってください！！ (2020年5月11日 23時) (レス) id: 6a8d655ba3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 奈飴亜@歌い手色の占ツク民達さん» ご丁寧にありがとうございます(*´∀｀)アイラの恋について私も応援したいですね！番外編が出るまで時間がかかるかもしれませんが、お待ちください☆ (2020年5月11日 17時) (レス) id: 90177999dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆかり | 作成日時：2020年4月9日 23時
