【wrwrd】あの日の恩人【軍パロ】【男主】

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Aside


んん〜...。よく寝た。

よし、今日の依頼は〜、っと。

パソコンを開く。すると3件依頼がきていた。


？？？

アルファ国とベーダ国から同じ時間に同じ内容で依頼が来てる。こいつらグルだな。

もう一つは我々国から。



[アルファ国、ベーダ国からの依頼]

我々国の総統と幹部全員を殺してほしい。
報酬はたくさん払う。
以下、我々国総統、幹部全員の情報だ。



はぇえ〜。嫌やな。
こいつらの仕事うーけない！



[我々国からの依頼]

一週間後の夜にシータ国で行われるパーティーに護衛としてついてきてほしい。
依頼を受けてくださる場合は詳細をお話しますので、なるべく早めに連絡をください。



ふーん。楽そう。
よし、我々国の依頼を受けよう。

連絡、はいいか。直接いけばいいし。

よし！早速準備や！

俺は二泊ぐらいできる着替えとパソコン、その他もろもろをボストンバックに入れ、それを背負う。

あ！そうや...。
明日、ぴくとと遊ぶ約束してた。
ぴくとには申し訳ないけど、手紙に遊べないことを書いて届けよう。



ぴくとへ

急用ができて2.3日、家を出ることになりました。だから、明日のお出かけはできません。

ほんっとにごめん。
この埋め合わせはまた今度するから！

A



よし、できた。
いくか！


俺は帽子をかぶって、家を出る。


白国の城の門番の人に手紙を渡し、馬車に乗って我々国に向かう。



ふぃー疲れたぁ。

白国と我々国は馬車で約2時間。歩きで半日かかる。

ずっと座ってるのはきつい。


久しぶりにきたなぁ。


「入国のための許可証は持ってるか？」


門番の人が話しかけてくる。


『すみません、持ってません。持ってないと入国できないのでしょうか？』

「いや、こちらからの簡単な手続きで入れる。」

『じゃあ、手続きお願いしてもいいですか？』


俺は手続きをして、入国する。手続きといっても、名前、どこからきたか、何の目的か、という質問に答えるだけだった。


『結構にぎわってるなぁ。おいしそうな匂いがいろんなとこからしてる。』


そうつぶやくと、スーツよれよれのメガネかけてる人が前に立つ。


ut「なぁなぁ、おねーさん、きれいやねぇ。これから僕とちょっとお茶しない？」


俺は「おねーさん」じゃないからスルーすると、
肩を掴まられる。


ut「ねぇ、無視せんといてぇや。」

『え、わ、私ですか？』

ut「君以外に誰がいるん？」




これは困った。


面倒くさいナンパに会ってしまった。

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