第六の怪 ページ6
光「大変だ!!ウチの組の佐藤と横尾が！」
八尋「もしかして光くんの方でも何かあったの？」
光「先輩…そうなんです、あいつら…あいつら…爺さんになっちまったんですーーーー!!」
八尋 (意外と楽しそう…)
「これって、やっぱり…」
花子「うん、怪異の仕業だねー
十中八九七不思議が絡んでる七不思議が一番三人の時計守。彼らはそれぞれが“時間を操る”チカラを持ってるんだ、一人目は時を戻し、二人目は時を止め、三人目は時を進める」
八尋「じゃあ私の教室は…」
光「佐藤と横尾も…」
花子「聞いた感じ“三人目”のせいで間違いないだろーね」
光「よっしゃあ!!早速そいつにガツンと一発食らわしてやろうぜ!!」
八尋「私も手伝う！花子くんの助手だもん!!」
花子「…そんじゃー力を合わせて時計守をぶっ飛ばすぞー」
＊
八尋「で、その怪異はどこにいるの!?」
花子「んー…わかんない！」
二人「………え？」
光「お前七不思議のリーダーなんじゃねぇのかよ！！」
花子「やー一番って守人だからかちょっとカタいとこあってさー、あれは忘れもしない初顔合わせの時…」
【時間を操る!?すげーーっ！エ○いことし放題じゃん!!】
「って言ったら二度と会ってくれなくなった境界の場所も教えたくないって」
光「このドスケベ野郎がぁぁぁ!!」
八尋「じゃあ…花子くんも私達と同じで一番目の七不思議については何も知らないの？」
花子「うん、あっでも、一個だけ聞いたことがあるかな三人の時計守のうち真ん中の一人現在を司る二人目の守人はこの学園に“生徒”として紛れ込んでいるらしい」
八尋「あ、悪戯はやめるように説得するのね！」
花子「ううん、ボコボコにして一人目と三人目を誘い出す」
光「でもどうやって捜すんだ？この学園の生徒数半端ねぇぞ」
花子「大丈夫なんとなく目星は付いた、いくら上手に人に紛れても七不思議レベルの怪異が同族にまで正体を隠すのは難しい…気配がするんだよねヤシロ、君の組から」
八尋「私のクラス!?それって…」
花子「そ、この中に守人がいるってこと
ヤシロさっき話してたよねアオイちゃんだかアカネちゃんだか…いつもヤシロに怪異の噂を教えてくれるカワイコちゃん
その子だけ悪戯の被害がなかったんだよねェ
それってなァんか、怪しくない？」
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作者名：クロネコ | 作成日時：2022年7月12日 18時
