9話 救ける ページ9
君には道を間違えないで欲しい。
僕みたいにならないで。
乱暴でごめんね、
吉『どいて』
私は除け者扱いなの？
私には何もできないの？
これが男子高校生の力なんだなと
失礼なことだけど、
順平くんにはそう思えない力が私を突き飛ばした。
それから目の前に海月が現れて
綺麗な色だなと思いながら
意識が途切れた。
虎『なにしてんだよッ？！！ 順平ッ！！』
吉『引っ込んでろよ、呪術師』
________________________________________
こうするしか、ないんだ
あの
吉『人に、心なんて無いんだ…』
虎『ッお前…！』
吉『ないんだよッ！！』
怒鳴るような、そうでもないような
吉『だったら…僕も、母さんも、』
『
僕にはもう、
何が正しくて、何が間違っているのかさえ____。
フフッと機嫌が良さそうに笑うのは
虎『誰だ』
真『初めましてだね、』
一瞬だった。
虎杖くんが捕えられてしまったのは。
虎『逃げろッ！順平ッ！！』
だけど、大丈夫だよ、虎杖くん。
虎『待って 虎杖くん、真人さんは悪い人じゃ…』
いや違う、
そう思ってきたことなのに
いつもと違うものを感じた。
今までに 何度もあった
真『順平はさ 頭良いんだろうけど』
耳元に近づいて囁く
真『バカにしてる人の次くらいには、バカだよね』
『だから死ぬんだよ』
真『無為…？』
「順平くんっ！！」
な、何が起こって…
虎『？！順平っ！！』
左側から 女性の声がして
僕は倒れた、
いや助けてもらった衝撃で倒れたんだ。
頭の中でなんとか完結し、僕の上に乗っかっている顔を見やると
「あ、ごめんね…順平くん、」
吉『…A、さん、』
無意識にも僕は、
泣きそうになって声が震えた。
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ゆき(プロフ) - Shioさん» ありがとうございます(´；ω；｀) 亀更新ではありますが、がんばります…！ (2020年12月26日 8時) (
レス) id: eca58d1137 (このIDを非表示/違反報告)
Shio(プロフ) - 吉野くん好きなのでめっちゃありがたいです！頑張ってください (2020年12月26日 0時) (レス) id: 02207f4296 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき | 作成日時：2020年12月20日 23時
