1話 あの日 ページ1
ボコ、ボコと人を殴るような音が聞こえる。
こわい、けど行かなきゃ
助けなきゃ
「なに、してるの」
『あ”?』
そこにいた被害者は 私と同じクラスの、
吉野順平くんだった。
吉野くんは大きく目を開いて私のことを見やる
『丁度いいのがいるじゃねぇか』
ニヤニヤして気持ちの悪い
目線はどうせ顔に近い体位
男子高校生はそんなもんだろうな、
世にいうJKってのはあまり期待しない方がいい
彼氏が欲しいなんてぼやかない方がいい
欲にまみれた男しかいない
ちらほらと肩を組んでくる。
触り方、喋り方、そいつらの感情
どうせやることしか考えてない
「だったら」
「順平くん離して、私にしたら、?」
カッターシャツの第2ボタン当たりを引っ張る
『お前ら吉野連れて先帰っとけ』
1対1を望んでいる
『キミとは初めてだな、楽しみだよ』
此奴はなにを期待してるんだろう
私があんたなんかとやる訳ないのに。
「そうね、私も楽しみ」
そう言って顔に蹴りを入れる
行けたと思ったのに…
コイツ 顔にあたる寸前で片手で止めた、
『オマエ、A家の娘なんだってな』
「だったら何? 関係ないでしょ」
『良い所で生まれたもんだな と思ってな』
言動がいちいち腹立たしい
『しかしかわいそうだよなぁ』
なにが?
『両親亡くなったんだってな、』
『今はお婆さんと2人きり』
うるさいな、
「ほっといてよ! 関係ないっ」
反論した瞬間
私が殴られた。
あーダッサ、
人を助けるためにやったことなのに。
どんどん顔が腫れてくのがわかる
いつになったらおわるかな、
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ゆき(プロフ) - Shioさん» ありがとうございます(´;ω;`) 亀更新ではありますが、がんばります…! (2020年12月26日 8時) (レス) id: eca58d1137 (このIDを非表示/違反報告)
Shio(プロフ) - 吉野くん好きなのでめっちゃありがたいです!頑張ってください (2020年12月26日 0時) (レス) id: 02207f4296 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆき | 作成日時:2020年12月20日 23時