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漸く受け持ったエリアが落ち着いた為
エリアを変えようとした時
誰かの名前を呼びながら
捜し回る女性が目に入った
女性のすぐ近くには
壁に大きくヒビが入った建物があり
ボロボロと破片が落ちている
Aが胸騒ぎを感じた次の瞬間
ヒビにより大きく崩れた外壁が
女性の頭上に降りかかった
『危ないっ！』
反射的に走り出しながら
Aは異能を展開して
女性に当たる前に
落下する外壁を地面へと移動させた
「ぇっ⁉」
己の危機的状況に
今の今まで気づかなかった女性は
驚きの声と共に
脚がすくんだのか座り込んだ
『お怪我はありませんか？』
「はっ…はい…ないです」
『良かった』
「私…一体…」
『もう大丈夫ですよ
安心してください
立てますか？』
Aはゆっくりと
女性に尋ね立てられる様に
手を伸ばした
ゆっくりと立ち上がった女性は
状況に理解したのか
先程の恐怖により涙を浮かべた
「助けて頂いてありがとうございますっ
ありがとうございますっ
何とお礼を云ったら良いかっ…」
『お礼は大丈夫ですから…
ご無事で何よりです』
「はい…ありがとうございますっ」
『歩けるみたいで良かったです
彼方の方角に怪我の治療を
して貰えるテントがあるので
其処に避難すれば安全ですから
一緒に行きましょう』
「……まだ行けない…
子供と逸れてしまったんですっ
まだ歩けない子なのに…
私がベビーカーを離してしまったから…
どうしよう…
あの子が……あの子が……」
『大丈夫…大丈夫ですよ、お母さん
此処は危ないので移動して
テントで休んでいてください
私がお子さんを探します
安心してください』
女性の肩に触れ声を掛けると
それに安心したのか
不安と疲労により女性は力尽き
Aにもたれかかった
Aは女性の意識の薄さを確認し
異能で医療班のテントまで
一緒に移動した
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アリス(プロフ) - 久遠さん» はい！ありがとうございます(*'▽'*) (2020年2月21日 20時) (
レス) id: 30d2bc441e (このIDを非表示/違反報告)
久遠(プロフ) - アリスさん» 返信ありがとうございます！嬉しいです！( *´ω`* )わーギルド戦後も続くんですね！楽しみです！いくらでも待ちますんで、ご無理のない範囲で更新してくださいヽ( ´ ▽ ` )ノ (2020年2月21日 19時) (レス) id: 060e6a57ee (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 久遠さん» わーありがとうございます！(*´∇｀*)コメントすっごく嬉しいです！更新はノロノロですが、ギルド戦後もまだまだ話は続くので楽しんでほしいです！ヽ(´▽｀)/ (2020年2月21日 19時) (レス) id: 30d2bc441e (このIDを非表示/違反報告)
久遠(プロフ) - はじめまして。更新ありがとうございます！最近この作品を知って読ませて頂いてます。語彙力がないので上手い事言えないのですが、この作品めちゃくちゃ好きです！続き楽しみに待たせて頂きます！ (2020年2月21日 19時) (レス) id: 060e6a57ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Akia | 作成日時：2019年12月14日 3時
