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「答えよ
ポートマフィアの特使」
戦闘中
黙っていた福沢が声を出した
「あぁ？」
「確かに探偵社がギルドを挫けば
貴兄らは労せずして敵の力を殺げる
あわよくば探偵社とギルドの
共倒れを狙う策も筋が通る」
「だがお宅にも
損はない、だろ？」
「この話が本当ならばな」
「……」
福沢の指摘に中也は口を噤んだ
「何を隠している？」
「何も」
「この件の裏でマフィアはどう動く？」
「動くまでもねぇよ」
中也の発言後
監視カメラからの声が途絶えた
だがすぐに
今度は福沢とは別の若い男が話し始めた
「そう云うことか……
ギルドは僕達と同じように
罠を疑った筈だ
しかし彼等は食いついた
余りに“餌”が魅力的だったからだ
何でギルドを釣った？」
若い男___江戸川乱歩は中也に訊ねる
帽子の影から不適に笑う中也が静かに答えた
「山奥の旅館に居る女2人…
って云えば分かるか？」
その瞬間、探偵社員達は息を呑んだ
探偵社の者なら分からない筈がない
何故なら彼女達は……
「事務員を“餌”にしただと⁉」
非戦闘員の探偵社員だからだ
「直ぐ避難させりゃ間に合う
その上ギルドはお宅等が動く事を知らねぇ……
楽勝だ」
更に中也は追加情報を与えた
怒りで黙りこむ福沢に代わり与謝野が話す
「つまりアンタらは
事務員の場所を探り出して
ギルドに密告し
更にそれを探偵社に密告…
自分達は汗ひとつかかずに
二つの敵を穴に落としたって訳かい」
焦りを見せ始めた探偵社に
笑いながら中也は答えた
「ふっ……くくくく……
穴だと判っていても
探偵社は落ちずにはいられねぇ
……首領の言葉だ」
その言葉を最後に監視映像は途切れた
地下線路にはマフィアが放つ
暗く冷たい空気が漂っていた
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アリス(プロフ) - 久遠さん» はい！ありがとうございます(*'▽'*) (2020年2月21日 20時) (
レス) id: 30d2bc441e (このIDを非表示/違反報告)
久遠(プロフ) - アリスさん» 返信ありがとうございます！嬉しいです！( *´ω`* )わーギルド戦後も続くんですね！楽しみです！いくらでも待ちますんで、ご無理のない範囲で更新してくださいヽ( ´ ▽ ` )ノ (2020年2月21日 19時) (レス) id: 060e6a57ee (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 久遠さん» わーありがとうございます！(*´∇｀*)コメントすっごく嬉しいです！更新はノロノロですが、ギルド戦後もまだまだ話は続くので楽しんでほしいです！ヽ(´▽｀)/ (2020年2月21日 19時) (レス) id: 30d2bc441e (このIDを非表示/違反報告)
久遠(プロフ) - はじめまして。更新ありがとうございます！最近この作品を知って読ませて頂いてます。語彙力がないので上手い事言えないのですが、この作品めちゃくちゃ好きです！続き楽しみに待たせて頂きます！ (2020年2月21日 19時) (レス) id: 060e6a57ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Akia | 作成日時：2019年12月14日 3時
