【呪術廻戦】転生者:イーブイの姿な私と悟君のほのぼのライフ

番外編if2:1-2 ページ37

side夏油傑

幼児化したAは２４時間限定らしい。いつも可愛いが幼児化しているAは子供の可愛いらしさもプラスされいつも以上に可愛いらしかった。

今日は朝から悟も硝子も任務があるからそんな可愛い千佳を一人占めできる。早速、A用に朝食としてフレンチトーストを作りテーブルに運び、小さなAを膝に乗せた。

「すぐ、すぐる？なんでひざ、のせるの？」

「何故って、一人だと食べられないだろ？」

「たべれる。ふぉーくちょうだい。」

切り分けて食べさせてあげようとしていた私にAがそう言うので仕方なくフォークを手で握られてあげる。

するとAがフレンチトーストにフォークをぐさりと刺したがそこからうまく動かせなかった。

「んー、なんれぇ？」

「子供って力が弱いんだよ。ほら貸してごらん。切り分けてあげるから。」

ご機嫌斜めになってしまったAは頬をぷくっと膨らませてご機嫌斜めですアピールをしている。それが可愛くてフレンチトーストを千佳が食べられるサイズに切り分けながらもふふっと笑ってしまう。

「むぅ。できるのに、できるようになったのに。」

「そうだね。ほら、切り分けたよ。あーん。」

「あー、む。」

小さくなったフレンチトーストをAの口の前に運ぶと私のフォークを持つ手をAが小さな手で固定してフレンチトーストをぱっくりと食べた。

かなり小さく切ったはずのフレンチトーストだったがAの小さな口はハムスターのように膨らんでいっぱいだ。もごもごと幸せそうに食べるAに癒される。

「美味しい？」

「んぅ、おいしい。もっと、ちょーだいすぐる。」

こうしてハムスターのようなAに癒されながら朝食を済ませた。

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