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大谷「数時間前は何回もしたのに?」
............。
オワタ
大谷「あ、したってのはアレじゃなくて、普通に…キスの方だからね…?」
「え?」
あっ、
ちょっと良かった
いやいやいや良くない!
「あ、はい…はぁ…そうなんだ…」
大谷「ねぇ」
「…?」
大谷「キスしたって知って、嫌だった?」
「え?」
大谷「僕と、キスしたの。…黒歴史になっちゃったとか?」
黒歴史…
「黒歴史…にはならないかな、?」
大谷「…」
「…ただ、本当にごめんなさいっ!御付き合いもしてる訳じゃないのに…ましてや先日…あんな事言ったばかりなのに…身勝手だったと言うか…」
大谷「ん〜。まぁ最初にしたのは僕の方だからね。謝るのは僕かな」
大谷「Aが僕とキスをした事が凄く嫌だったんなら全力で償うけど嫌じゃなかったんなら謝りたくはないかな。一応好きな人?だし。」
「嫌とか嫌じゃない以前に…全く覚えてなくて…そのほら…感触…とか?」
大谷「感触(笑)」
「ごめん、ね」
大谷「ううん(*^^*)僕からしたら最高の出来事だったから。それが当たり前の様にできる関係になるのが僕の目標だし。」
「ありがと?」
大谷「でも気になってることがあって、」
「ん?」
大谷「前言ってた…過去って…、何があったの?」
翔平は凄く申し訳なさそうに聞いてきた。
話さなきゃ納得もできない、か…。
「…亡くしたの」
大谷「え?」
「凄く…大好きだった人を…、事故で亡くして」
「それから恋愛が怖くなって、人を好きになるのも」
「だから恋愛とか、誰かを好きになりたくなくて。また失っちゃう気がして。」
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作者名:maru | 作成日時:2021年8月7日 22時