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大谷
大谷「監督っ、桜木さんが…!」
栗山監督「ぅええ?!なになに?!」
中島「え?!どしたの?!」
大谷「倒れててっ、…熱中症かもしれなくて、っ…意識ないんです!」
杉谷「救急車!」
拳士さんは携帯ですぐに救急車を呼んでくれた。
それまで処置室のスタッフさん達が色々してくれて
程なくして救急車は到着した。
『熱中症の疑いありますね』
『そうですね、すぐ運びましょう』
『はい』
『どなたかおひとり、付き添いをお願いします』
栗山監督「私が行きます。」
『では、こちらへ』
救急隊の人が来てから、
僕は魂が抜けたように身体が動かなくなっていた。
栗山監督「午後練はコーチ達に従うように。みんなも熱中症気をつけて」
『はいっ!』
休憩室から桜木さんが運ばれ消えて行くのも
ただただボーッと眺めていた。
杉谷「大丈夫?」
大谷「…カメラ」
杉谷「カメラ?」
大谷「桜木さんの…カメラ…回収してきます、」
西川「大丈夫か?お前」
大谷「はい」
桜木さんが居た場所に行き、
カメラを回収して、バックにしまった
大谷「…」
バックの中には選手名鑑があって、日ハムのページの隅が折られていた。
専属じゃないけど、しっかり勉強してくれてるんだ
ホークスさんの時もそうだったのかな。
だとしたら凄い。
選手は育成から合わせるとかなり居るし。
カメラバッグに全てしまい、バックを抱えて
休憩に戻った。
大谷「また渡しに行こ…」
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作者名:maru | 作成日時:2021年8月7日 22時