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(…っ、ここはどこだ)
唐突だがこの男、城ヶ崎賢士はここ最近調子がすこぶる悪かった。そして運悪く、不意を狙われ意識を失ってしまった。
そしてそのまま目が覚めると見知らぬ天井、病院独特の匂いはせずだからと言ってあまり生活感もあるとも言えない。
ベットの隣にある棚の上には恐らく自分の服だろう、綺麗に畳まれているところからどこかのお節介なヤツが勝手にしたのだろう。
物音を立てずそっと起き上がり自分の身体に施された包帯はとてもじゃないが素人のようには思えない。
「チッ…」
扉の向こう側は人の気配はない
無意識に舌打ちが出る。
どこぞの知らんバカなお人好しには感謝だなと心の中で独り言ちると、棚の上にある服をきて人がいないうちにここから出ようとする。
ドアノブに手をかけて出た
否、出ようとした________
『まだ完治していないのにどこへ行こうというのですか』
〜作者〜
浅倉くんと城ヶ崎さん勝手に同い年にしちゃったけどそこら辺はふんわりガバガバ設定と思ってくださると幸いです…。
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作者名:壱 x他1人 | 作成日時:2022年11月28日 8時