浅倉家のメイド【ヒューマンバグ大学】【呪術廻戦】 (ページ4)

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『...ぁ』

「！、旦那様！Aがお目覚めになりました！」

「起きたかA」

『ぁ、、！この度はご迷惑をかけてしまい申し訳ございません！』

「そのことはいい」

『...潤お坊ちゃんは！？大丈夫でしたでしょうか...？』

「お前の気にするようなことでは無い」

結果的に言うと私はしばらく休めと言われた。

与えられている部屋に行き鏡を見る。

『...あ、六眼』

鏡に映っている自分は随分と幼く大体10？ぐらい、そして何故か六眼を所持していた。

コンコン

「A、入ってもええか？」

『！、お坊ちゃん』

部屋に入ってきたのは私が今仕えている主人の息子の次男、浅倉潤お坊ちゃんだった。

「Aもう起きても大丈夫なんか？」

『はい、お坊ちゃんにはご迷惑をおかけして申し訳ありません』

「大丈夫...」

ん、と潤お坊ちゃんは突然両腕を私に向けて広げた。

『...？』

「...Aが毎回やってくれたじゃん」

あぁ、そうだった。

『そうでしたね、ありがとうございますお坊ちゃん』

前世は前世、今世は今世だ。

お坊ちゃんの家系は代々政治家を出している名家、長男はとても頭がよくテストは毎回満点、そして次男はあと一歩の所で止まっていた。

でも体を動かすことに関しては飛び抜けて才能があった。

だが御両親はその事に不満を持っており長男だけを可愛がっていた。

『(その代わり、私が目一杯愛情を注いであげなければ)』

前世で私は弟の役に立てていただろうか。

今世は潤お坊ちゃんを愛してあげたい。

そのためにこの眼(・・・)をこれから最大限活用していく。

えぇ、これからは利用できるものは利用していく...だから今、この今の瞬間だけはこの愛おしいお坊ちゃんに甘えさせてください。

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作者です。

関西弁難しいですね...所々捏造が入ってしまいますが少しでも地雷だなと感じた場合はUターンの方よろしくお願いします🙇🏻