悪女は悪女を潰す【悪女主】 ２

辿りついた真実 ページ31

(滑津舞side)



あぁ、そうだったんだ。



これが真実だったなら、あれは嘘だったってこと？




でも、じゃあなんで嘘は生まれたの？




誰がその嘘をついたの？




その嘘で得するのは....






ひとりだけ。




✼••┈┈••✼••┈┈••✼ ••┈┈••✼



驚いた。



それ以外に表しようがなかった。




二口の話を聞いて、疑問を抱いて、話そうとして、1日の行動をよく見てみて。




二口の話が本当なのかを自分で確かめる。


それは宮原先輩が本当に仕事を押し付けていたのかを確かめるということ。




宮原先輩はそんなことしないんじゃないか、そう思ってから始まったこと。




これで、宮原先輩がそんなことしてないってわかったら、誰も悪いことなんかしてなかったってわかると思ってた。




でも、心の片隅で気付いてた。



宮原先輩が何もしてないんだったら、"宮原先輩が仕事を押し付けていたって嘘をついた人がいる"ってこと。




それでも、誰も悪くないって信じたかった。




信じたかった、けど....







こんな真実に辿りついてしまった私は、これからどうするべきなの？



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