美形ばっかりが通る道見つけた【呪術廻戦】

６ ページ6

…いや、気まずいのは気まずいのだが悪いのは完全こちらだ



明らか私有地に入って覗き見とか、通報されるレベル


しかし今は好機だ


相手は決めポーズをしたまま動かない


このまま何事も無かったかのように逃げれば大丈夫なはず、


ばっちり目があったのに無視をするのはおかしいので軽く挨拶だけして逃げようと思う。


レジャーシート等を急いで鞄につめる。



「うふふ、こんにちは〜。いい天気ですね」



「あ、あはは。こんにちは〜。いい天気だね〜」



「散歩してたら迷っちゃって〜、じゃ、失礼します〜」



ぺこりと会釈をして、早足で過ぎ去る。


鞄からはレジャーシートがのぞいているがそんなの気にしてられない。


散歩して迷ってレジャーシートひいてのんびりするなんて我ながら無理がある。


…まあいいだろう


…もう行ったかな？…………怖っっ


ふと後ろを振り返ると彼は私をガン見していた。


目隠しをしているので定かではないが、恐らくそうだ。


角を曲がる直前にもう一度見てみたが、まだ見ていた。


…やばい人か…


折角イケメン(仮)なのに残念だ


…声も爆イケだったな


色気のある低音ボイスだった。


あれは絶対目隠しの下もイケメンだ。長年イケメンを追い求めてきた私には分かる。

7→←５

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す