美形ばっかりが通る道見つけた【呪術廻戦】

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殴られた頭をさすりながら起き上がる



まだ怒ってる伏黒君に、それを止める目隠し




「まあまあ落ち着いて伏黒君」


「黙れ変態お前が言うな」


「恵はピュアだからね〜、責任取ってけっこ「黙れ！」」




目隠しが言い終わらないうちに、伏黒君は目隠しを思いっきり殴った


あんな力で殴られたら私死ぬんだけど。これ以上イジるのはよそう…


まだ暴れている二人から視線を外して、白衣の美女を見る


気だるげな表情がやっぱり素敵だ




「…それで、ここは？」


「私の職場。あんた飲みつぶれたから仕方なく連れてきた」


「え！す、すみません…」




ケロットした顔をしている白衣の美女


私は二日酔いで死にそうだというのに


…というか、本当に申し訳ない


アホみたいにガブ飲みしてぶっ倒れるなんて大学生か。




「う、う〜〜ん……」




カーテンで仕切られた隣からうめき声のようなものが聞こえてきた




「お、起きたな」




目隠しがシャーッとカーテンを開けた。そこに寝ていたのは、昨日の石けり少年


気分が悪そうなその顔に、私の血の気が引いた





「……え？も、も、もしかして私、石けり少年にお酒飲ませましたか……？」


「石けり少年って誰だよ」






伏黒君がツッコむが、それどころではない


未成年に飲酒勧めるのって駄目だったよね


　


「いや、自分で飲んでたよ。あんたはジュース渡してた」


「よ、よかったぁ〜〜。……良くはないのか…？」





未成年が飲酒したんだし、宜しいことではないか。





「飲酒よりあんたの絡み酒の方がヤバかった」


「え」





…だから私、記憶ないんだって

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