美形ばっかりが通る道見つけた【呪術廻戦】

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三人はだからなんだ、という風な怪訝な目を私に向けている。


…押し切るしか生き残る道はない…！



「…記者ですか」


「本当ですよ！？名刺見てください」



男性は私の名刺にさっと目を通し、ため息をついた



「…それで、どうしてそんなことに？」


記者ということは信じてもらえたようだ。


彼は私を下から上まで見た


…早急に着替えさせてほしい


「しゅ、取材、です」


「なんか怪しいわね」



…す、鋭い


女子高生の私を見る目は緩まない


それどころか私が喋るたびに鋭くなっている気がする


「胡散臭いのよ。変な服着やがって」


「釘崎」



鬼のような形相で私に詰め寄ってくる女子高生を男子高生が制止した


…釘崎さんっていうのかぁ〜



「伏黒あんた名前呼ぶんじゃないわよ！この変態に知られたでしょ！」


「お前も呼んでんじゃねえか」


…釘崎さんと伏黒くん……ぐふふっ



「ほら！笑ってる！！！」



釘崎さんは私を指さしてそう言い「キモいマジ無理！」と身震いしてどこかへ行ってしまった


…え、そんなに…？


「…何の取材かと言いますと、…………………あ、そうだ。茂みに隠れてたらどれ位で見つかるのか、というものです」


「今思い付きましたよね」


「それ取材なのか…？」



男性は伏黒くんの方を見て一度頷いた



「もしもし、警察ですか「ちょっと待って！！！」」


「あなたの言葉は信用に値しません」


「ほんとに悪いことはしてませんって！！」


「警察に話してください」


「…あれ？可愛い子が縛られてる」


今までいた二人ではない、新たな男性の声が聞こえてそちらを向いた。


「「あ」」


そこにはいつかの目隠しがいた。

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