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「…この子が例の……」
あれから数日、私達は夜蛾先生のもとへと来ていた。
ある程度体力の戻ったのを見計らい、連れてきた。
Aは人見知りなようで私の後ろへ隠れていた。
「随分と懐かれているようだな」
「…最初に出会った人間ですから」
夜蛾先生はAのもとに歩み寄り、視線を合わすように腰を落とした。
そして先生手作りの人形を渡した。
「Aといったかな?私は夜蛾だ。これは君へのプレゼント」
「あ、ありがと…」
恐る恐る人形を受けとったAを見て、夜蛾先生はにっこりと笑って頭を撫でた。
Aは驚いていたが、嫌がる素振りは見せなかった。
「さぁ、A。君について聞かせてほしい」
先生がそういうと、Aは頷き、ゆっくりと話し始めた。
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ととこ(プロフ) - 神代優花さん» 読んでくださりありがとうございます。もし良ければ何話か教えていただけないでしょうか…?お手を煩わせてすみません… (2021年5月5日 15時) (レス) id: a0d3aa46dd (このIDを非表示/違反報告)
神代優花 - 自分と言う自が違う気がするのですが。間違いだったらすみません。 (2021年5月5日 15時) (レス) id: 5b5a130973 (このIDを非表示/違反報告)
星空の砂時計 - とても面白いですね♪ 作者さんのペースで更新を頑張ってくださいね! 私も呪術廻戦にハマり、作品を書いている者なので機会があれば何処かでお会いしましょう! *´▽`* (2021年4月24日 23時) (レス) id: a21ef6301e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ととこ | 作成日時:2021年4月13日 0時