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高校一年のある日のこと。
「任務が入った。夏油、行けるか?」
「はい」
「詳細はここに入ってる。頼んだぞ」
夜蛾先生に呼び出され、任務の詳細が書かれたタブレットを手渡された。
先生から直接の説明がないあたり、よっぽど急ぎの任務なのだろう。
生憎他の術師は出払っており、私一人でこなさねばならない任務だった。
高専の外には既に車が止まっていた。
急いで車に乗り、任務へと向かう。
車の中で資料に目を通す。中々面倒臭そうな任務だ。
「…………気味が悪いな………」
そこは山奥のある村だった。
小さく独特の閉塞感を放った普通の村。
ある違和感が強くあった。
人の気配がしない。
一つの家を見てみると、最近まで生活していたような跡があった。
出ていったのは最近の事なのだろう。
「夏油さん。こちらです」
「ああ」
補助監督に案内されたのは地下へと続くある階段だった。
「……ここからは私一人で行くよ」
階段の下からは異様なほど呪力の気配がした。
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ととこ(プロフ) - 神代優花さん» 読んでくださりありがとうございます。もし良ければ何話か教えていただけないでしょうか…?お手を煩わせてすみません… (2021年5月5日 15時) (レス) id: a0d3aa46dd (このIDを非表示/違反報告)
神代優花 - 自分と言う自が違う気がするのですが。間違いだったらすみません。 (2021年5月5日 15時) (レス) id: 5b5a130973 (このIDを非表示/違反報告)
星空の砂時計 - とても面白いですね♪ 作者さんのペースで更新を頑張ってくださいね! 私も呪術廻戦にハマり、作品を書いている者なので機会があれば何処かでお会いしましょう! *´▽`* (2021年4月24日 23時) (レス) id: a21ef6301e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ととこ | 作成日時:2021年4月13日 0時