隆二side ページ41
Aちゃんのことが好き。
・
実際にこの恋に気づいてしまえば
途端にどうしていいかわからなくなる。
俺だけじゃなくて、
Aちゃんもこの恋に気づいてくれればいいのに
なんて女々しいことまで思ってしまう。
でも今気づけたこの気持ちは、
きっと今日、バネとなる。
レイカに会ったとき、
恐れるものなんて何一つないんだから。
これが終われば、
もう俺は、
進めるんだから。
進む道があることに、
気づいたんだから。
・
今日のボイトレは、
きっとダメなんだろうな、と思ってた。
この後、レイカに会うから。
だけど、自分でもびっくりするくらい調子が良かった。
臣「隆二なんかいいことあった？
声、いい感じじゃん。」
『んー、俺もわかんない笑
けど、この後レイカに会ってケリつけてくる。』
��わかんない��
咄嗟についた些細なウソ。
きっとまだ、この恋の気持ちは
相方のおみにでさえ黙っておきたいのかな。
それともそうじゃない？
それもよく、��わかんない��
臣「レイカさんにケリつけてちゃんと前、進めよ。」
『ありがとう。』
・
仕事が終わり、自動ドアをくぐると
「おつかれさま〜隆二」
壁に寄りかかるレイカは
胸元と脚を大胆に露出した格好で、俺を手招いた。
近くのファミレスに入り、向かい合わせに座る。
ケリ、つけなきゃ。
��まってますね！��
そう笑うAちゃんがふんわりと思い出される。
・
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さな(プロフ) - ずっと読ませてもらいました。なかなかの初々しさに私もニヤケちゃってますw特別な人に名前で呼ばれるのって嬉しいですよね。セカンドも楽しみにしてます。 (2017年6月5日 22時) (
レス) id: 086076e246 (このIDを非表示/違反報告)
さな(プロフ) - 初コメです。おもしろいですね(о´∀`о)隆二相当きてますね(^_^;)今後楽しみにしてます (2017年5月14日 20時) (レス) id: 086076e246 (このIDを非表示/違反報告)
あと(プロフ) - renkaさんの作品の隆二さんは誠実に描かれてともも好きです。続き楽しみです(>_<) (2017年5月13日 13時) (レス) id: 0da50f1738 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：renka | 作成日時：2017年5月8日 0時
