今日:13 hit、昨日:2 hit、合計:58,771 hit
小｜中｜大
広臣side ページ25
隆二の喉はどんどん悪くなってる。
夜も眠れてねえのかな…。
最近隆二の笑った顔みてねえな。
今日のリハは相当キツそう。
『…隆二大丈夫か？』
そっと近づいて声をかけると��わりぃ��とだけ言った隆二。
その数秒後隆二はしゃがみ込んだ。
『隆二！？どした、大丈夫？』
周りのメンバーやスタッフさんたちも集まってきた。
力の入ってない身体を支えて声をかけても聞こえるのは荒い息と��ごめん����ごめんなさい��という呟きだけ。
目は薄く開いてるけど意識は朦朧としてる感じ。
『おい隆二！しっかりしろよ！』
薄く開いた目は焦点が合わないまま。
『どうしたい？隆二きこえる？』
俺の言葉がきこえたのかきこえないのかはわからないけど隆二は掠れた声で
「A…」
そう呼んだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 314人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：renka | 作成日時：2017年3月25日 13時
