【銀魂】異能使いはかぶき町へ【文スト】【トリップ】 (ページ15)

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これは仮面？ページ15

真選組屯所広間

私が女中...というか、食事や掃除のお手伝いとして、住み込ませていただくという事で、歓迎会を開いてくれたらしい。

「さて、全員集まったな! もうお前らも知っている思うが、今日から入ってきてくれる子の紹介だ。彼女の自己紹介が終わったら、各自思う存分飲んでくれ。みや、来てくれ！」

近藤さんにそう言われ、私はさっきまで近藤さんが立っていた台に乗る。

『あー、えっと、今日から住み込ませていただきます。信じられないかもしれませんが、神隠し的な感じでここに来ました。卯月雅、と申します。歳は22。気軽にみや、とお呼びください。ﾆｺｯ』

少し強面なおじさんから、優しそうなお兄さんまで、拍手で歓迎してくれる。

私は、恐らく向こうでの仕事で知らぬうちに身につけたであろう【貼り付けの笑顔】のまま続ける。

『住み込ませていただく分、皆さんのためにいくらでも動きますので、頼りにして頂けると嬉しいです。女ですが、体力は人一倍ありますのでお任せ下さいﾆｺｯ』

この笑顔は仮面なのだろうか。
あの頃は...太宰や中也とギャーギャー騒いでいた頃が1番笑っていたかもしれない。
まぁ、今も酒の席で騒いでるけども。

まて、今酒の席だ。
しかも近藤さんの言った通り、皆思う存分飲んだら...

私も酔うわ。