【あんスタ】自由人

さんじゅうはち ページ40

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｢え、ちょ、ま、プロデュース科ってなに？｣




え、ちょ、ま、なんでそんな焦ってんの





『プロデュース科はプロデュース科
その名の通りアイドル達をプロデュースする学科。』





そう答えてやると




｢なるほどな〜ってちょっと待った！！！！｣




なんて言って立ち上がる詠
なんだこいつ





｢お兄ちゃん聞いてませんけど！？！｣

『だって言ってないし』

｢アイドルって…男？全員男？？｣

『当たり前だろ
詠がいた頃から変わらずの全員男だよ』

｢はぁぁぁぁぁぁぁ〜〜

俺は許さん！そんな獣どもの所に俺の可愛い妹を野放しになんて…絶対に許さん！！！｣




なんだこの頑固ジジイみたいな台詞
ちょっと会わない間にシスコンの域越えてやがるこいつやばい





『許さんっつってもさ、もう決まったことだししょーがないよ、諦めろ』




真顔でそう言い放つと今度は詠が爆弾投下





｢…決めた！お兄ちゃん明日夢ノ咲学院行く！！｣







、









は？










｢どーせ決めたのは生徒会だろ？
俺が明日生徒会長に言って戻してもらおう！！｣




『え、いや、』





｢お前は可愛いからお兄ちゃん心配なんだよ〜｣





『いや可愛くないしまじで余計な事したら消すからね？』






ーーーー








そんなこんなで翌日

今日はまぁなんと最悪な朝でしょう







｢うおお！！この道通るの久々だな〜！！！！｣







なんでこいつが隣に？？



はい、結局連れて行くことになったからで〜す

…今すぐにでも帰って頂きたい(九州に)






『うるさいばれる。アイドルなんだから自重しろハゲ』

｢ハゲてないもん！｣

『気持ち悪い』






こんな会話をしながら
着いてしまった夢ノ咲学院







｢うひょー！なつかしい！！！！！｣


『はいはい行くぞ〜』





まずはとりあえず職員室に連れて行こう












ーーー







『おはようございまーす』




そう言いながら職員室に入ると





｢お前は朝から元気だな〜｣





という声。間違いないさがみんだ






『おーっすさがみ｢このだるそうな声、もしかしてさがみん！！？！｣ん』






私がさがみんに挨拶する前に被せられた言葉





｢お？もしかしてお前…詠？｣


｢おおおおおさがみん！！！久しぶりすぎる俺感激！！｣






なんだあんたら知り合いか

ってか詠がいる時からってことはこの人いつからここの教師になったの

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