7 姉御肌 ページ8
及川side
こんなの予想外だ
いや、予想以上だった
零、後輩の面倒見、良すぎなんだけど!
及「零〜、スポドリちょーだいっ」
零「あー、今、くにみんにあげたのが最後。美結にもらってよ」
及「零〜、ボールあげてくれない?」
零「矢巾ちゃんの自主練付き合う約束してるから」
及「零〜、テーピングしてー」
零「金だいっちゃんが突き指したっぽいから、こっち優先。徹に美結にしてもらって」
及「零〜、タオルちょーだいっ」
零「えー、今、京ちゃんに渡したのが最後ー」
e.t.c.
面倒見の良い零は好きだよ。
めんどくさがりながらも面倒見良いなんてギャップが好き。
でも
及川さんの面倒を一番見てよ!!
岩「ウザ川」
花「タイミング悪すぎだろ、毎回」
松「いや、零にとってはタイミング良いんじゃないのか?絶妙すぎるだろ」
及「ちょっと、外野は黙ってて!」
くっ
でも、ワザとかってくらい、後輩ちゃんたちに零を取られてるのは確か。
しかも何気に後輩ちゃんたち、あだ名で呼ばれてるし。
ま、俺は呼び捨てで呼ばれてるし、零のことも呼び捨てだけど!!
ふんっ
岩「てか、俺らみんな零のこと呼び捨てだろ」
松「確かに」
及「でも、俺だけ名前で呼ばれてるもんねーっ」
そうだよ、俺だけだよ!
特別ってこと?
ってことは、やっぱ、相思相愛?
岩「お前がしつこく呼び捨てで呼べって2年の頃頼んだからだろーがっ」
チッ
バレてたか
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作者名:朔夜 | 作成日時:2017年3月9日 23時