6 ストーカーじゃないよっ ページ7
及川side
零と美結ちゃんがマネになってから早一週間。
美結ちゃんがマネになれば、零は美結ちゃんがイジメられないか心配でマネになるハズ。
予想は見事的中。
美結ちゃんはマッキーがいるからもちろんマネ業を頑張ってるし、零も、責任感はあるから引き受けたからにはそれなりにマネ業やってる。
結構、というかかなり馴染んでる。
マネ業を効率的かつ確実にこなしていっている。
姉御肌の零と、癒し系の美結ちゃん
後輩たちともイイ感じだし
やっぱり及川さんの目に狂いはなかった。
というか、零のポニテ…似合いすぎっ!
岩「おい、クソ川。さっさと練習しろっ」
及「〜っ!!」
岩ちゃんが投げたボールが後頭部に見事ヒットした。
投げる前に言ってよね、もうっ
岩「お前に好かれるなんて、零も気の毒にな」
しみじみと岩ちゃんが哀れみの目を零に向ける。
及「なんで?!人気者の及川さんだよ?」
岩「でも、クズ川だろ」
岩ちゃんが言わんとしてることはわかってる。
美結ちゃんを使ってまで零をマネにしたこと。
だって及川さんの良さを知ってもらうには、マネになってもらうのが一番なんだよ。
バレーしてるカッコいい及川さんをみたら、きっと零も見直してくれるハズ!
松「懲りねぇなぁ。もう何回もフラれてんのに」
及「まだ一回もフラれてないよ!まっつん」
花「告るまで行き着いてないもんな」
岩「ウザ川としか思われてねぇからな」
悔しいけど…
認めざるを得ない…
告白しても絶対にフラれる。
ちゃんと及川さんの良さを知ってもらって、確実に狙いに行く!!
そのためにずーっとこの機会を待ってたんだから
松「変態だな」
花「ストーカーだろ」
岩「さすがクズ川」
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作者名:朔夜 | 作成日時:2017年3月9日 23時