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1 及川さん始動 ページ2
及川side
岩ちゃんと零は同じクラス。
しかも零の隣の席だなんて
岩ちゃん、うらやましすぎっ。
昼休みも残りあと１０分ほどの頃、零のクラスへ向かう。
窓際で眠たそうに座っている零を発見！
眠たげな顔も可愛いっ。
岩ちゃんが不在なので、ちゃっかり岩ちゃんの席に座る。
及「零〜、そろそろ観念して俺のモ、じゃなかった、マネになってよ」
あぶない、あぶない
俺のモノなんて、本音が出そうになっちゃったよ。
相変わらずの零の冷たい目。
零「ヤダ」
でも、及川さん負けないっ
及「お願い、この通りっ」
顔の前で手を合わせてお願いする。
零「ヤダ」
やっぱりね。
でも、想定内。
仕方ない
とっておきの言葉を使うかな。
及「じゃあ…美結ちゃんがマネになったって言っても？」
教科書を出していた零の言葉が止まった。
大きな目を見開く。
ほら、ね。
思ったとおり。
思わず笑みがこぼれる。
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作者名：朔夜 | 作成日時：2017年3月9日 23時
