慧との生活 ページ3
side Daiki
じりりりりり〜
「うーん。うるさいな。何時だ?」
「9時だよ。」
「うわぁ!…なんだ慧か。って9時!?」
やばい!寝坊した。
「なんで起こさなかったの?8時には起こしてって言ったよね。」
「だってあと5分、あと10分って、大貴が言ったんじゃん。」
俺、きっと寝ぼけて言っちゃったんだろうな
「あのさ、起こすときは5分とか言ってても無視していいから。ちゃんと起こしてね。」
「わかった。」
昨日から始まった人形の慧との生活。
「もしかして、用事があったの?」
「いや、早めに起きて余裕を持って大学に行きたかっただけだから。」
って、のんびり説明してる暇ない!
寝坊したからいつも通り遅刻ギリギリじゃん。
急いで準備しなきゃ!
「大貴、お出かけ?」
「さっき言ったけど大学に。ご飯は作れたっけ?」
「……ご飯は食べないよ。だから大丈夫。」
慧は少し悲しそうに微笑みながら言った。
なにかあったのかな?
「…大貴。ぼーっとしちゃダメなんじゃないの?」
「そうだった!行ってきまーす!」
慧のことはとりあえず置いといて、俺は大学へ向かった。
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作者名:あやか | 作成日時:2018年11月24日 18時