◆ ページ13
「おい、涼介。さすがにそれはダメだろ。」
「いつものことでしょ。」
まぁ、確かに女友達いないからって理由で着せられたりしたけど。
「いくら慧でも女物は…。」
「涼介、この服可愛いね。」
「でしょ〜♪」
いいのかよ!?人形だとしても、一応男なんだからそれぐらいのプライドは持ってくれよ!
「じゃあ慧さん、隣の部屋で着てくれる?」
「わかった。」
「いやダメだから。絶対ダメ。」
「いいでしょ大ちゃん。本人同意だし。」
「そうだけど…なんかダメ。」
「ふーん。」
涼介はニヤニヤと笑いながらそう言った。
あ、この顔は悪いことを思いついたときの顔だわ。
「じゃあ、大ちゃんが着るってことで。」
「仕方ないな…ってなんで!?」
「だって、慧さんがダメなら、大ちゃんしかいないじゃん。慧さんも見たいよね?」
「うん。大貴可愛いと思う。」
「可愛くないし、嫌だって。」
「残念ですが、強制でーす。」
そう言い、涼介は俺にワンピースとウィッグを渡して、隣の部屋で着替えさせた。
数分後
とりあえず、ワンピースとウィッグを着用した。だけど、全く似合ってる気がしない。
これを2人に見せなきゃならないのか。涼介ならまだしも、慧にも見せるのは恥ずかしいよ。
「大ちゃん早くー!」
涼介が催促の声をかける。
仕方なく、俺は2人の元へ向かった。
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作者名:あやか | 作成日時:2018年11月24日 18時