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「"ぼくはあんたのボスを倒して、この街を乗っ取るつもりできている"」
「何だってッ！？」
「子供に麻薬を流すようなギャングを消し去るには、"自らギャングにならなくっちゃあいけないって事さ"」
敵である彼に自らの野望を語る。ブチャラティはこの行動が理解できなかった。だが、一つだけ彼には答えが見えた。
「本気でおれたちの組織に入団するというんだな？」
「えぇ！この街を乗っ取るには街を支配する組織に入ってのし上がって行くしかない。"ぼくはギャング・スターになります"！」
彼の
「…いいだろう。ルカをやった犯人は探せなかった事にし、おまえが組織に入団できるように紹介しよう。しかしだ」
厳しい表情でジョルノの近づきながら言う。
「もし、ルカをやったのがバレた時やボスを倒そうとしている事が途中でバレた時は、おれはお前を助けない。裏切り者は誰も助けらせないからな…自分の失敗は自分で償うんだ」
次に、和らいだ表情でさらに続ける。
「それ以外は、自分の腕を引きちぎったほどのおまえの気高き"覚悟"と黄金のような"夢"に賭けよう。ジョルノ・ジョバァーナ」
敵であった2人は固い絆のようなものに結ばれ、ジョルノは夢であるスタートラインに立てたのだった。
カァアッ！
カァアッ！
カァアッ！
そんな2人の耳にやけにうるさい鳴き声が入ってきた。
「なんでしょうか？烏？」
ある屋上から飛び立つ烏の群れが見えた。
「……」
「ブチャラティ？」
「いや、なんでもない。あんな烏の群れに驚いただけだ」
烏たちは真っ青な空へと飛び去り、烏たちの溜まり場だった屋上には散乱している黒い羽根だけだった。
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ぱるめん(プロフ) - お久しぶりです。コメントありがとうございます！これからも応援をよろしくお願いします！ (2019年1月13日 22時) (
レス) id: 5159b5f555 (このIDを非表示/違反報告)
ニックネーム(プロフ) - すごく面白くて続きが気になります！更新がんばってください！！ (2018年12月5日 16時) (レス) id: 8b8855a9c6 (このIDを非表示/違反報告)
十音 - あ〜良いこと言う!! (2018年12月2日 23時) (レス) id: 75f3298f74 (このIDを非表示/違反報告)
ぱるめん(プロフ) - 確かに、助け合いは大切ですね。何かあれば、またお願いします。 (2018年12月2日 23時) (レス) id: 5159b5f555 (このIDを非表示/違反報告)
十音 - コメ返に追い付けないww (2018年12月2日 23時) (レス) id: 75f3298f74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱるめん | 作成日時：2018年11月30日 20時
