＊※ ページ12
※無理矢理の描写あり注意です。
ーーーーーーーーー
「じゃあ、その前に口を塞いでおきますね。
そうすれば、俺は伊野尾さんのことずっと視てられる……！！」
「え……ッ、は、離しッ……！！」
ドアノブに伸ばした腕を掴まれて、その場に思いきり引き倒された。
仰向けで倒れ込んだ俺の上に、ソイツの体重がかかる。
殴りかかろうとした腕は掴まれて、俺のベルトが抜き取られてそれで後ろ手にまとめあげられた。
「ッ、やめ、やだ、離せよッ！！」
「へぇ、伊野尾さん男みたいに喋ることあるんだ。
見た目が可愛いから、てっきりそんな喋り方しないと思ってた。
ああでも、やっぱり近くで見ても可愛いなぁ……」
「んッ……ぐ、うぅッ……ん！」
顔を反らしていたらぐいっと上に向けられて、ソイツの顔が目に入る。
紛れもなく男の顔で、変わらずニタニタと笑みを浮かべて。
徐々に近付いて来て、そのままムリヤリキスされた。
絶対開けるかって食い縛っていた口は、鼻を塞がれてしまえば息が出来ずに開いてしまった。
舌が入ってきて気持ち悪くて、吐きそう。
そんな暇もなく上に着ていた衣装のシャツが破られて、素肌をさらされた。
まさぐってくる手の感触が気持ち悪い。
ふいにソイツの下半身が押し付けられて、膨らみを感じた。
コイツ、俺に興奮してるってこと……？
「は……ッ、くそ、ふざけんなよ……！！」
「あんまり男みたいな言葉遣いしないでくれるかなぁ。
記念写真撮るのに顔が傷だらけって最悪だろ？
やっぱり伊野尾さん……いや、慧ちゃんは女の子みたいにしててくれなきゃ。
やっぱり胸は無いけどね……あ、でも、柔らかくて気持ちいいよ……」
「え……ッ」
記念、写真……？
つまりコイツ、写真撮って俺を黙らせるつもり……？
そんなの、俺だけじゃなくて、もし、バレたら。
メンバーにまで、迷惑が……。
そんなの……ッ！！
「やああああああああッッッ！！！！」
「ッ、静かにして慧ちゃん！」
「いや！！！
止めて、メンバーは関係ないから！！！
お願い！！！お願いですから！！！
それだけはやめてぇぇッ！！！！」
「このッ……黙れッ！！」
バシッ！！
ガンッ、ガコンッ！！！
「なッ！？」
「伊野尾ちゃんッッ！！！！」
涙が溢れて、思わず叫んで、必死に訴えた。
でもソイツの平手が飛んできて。
頬の痛みと、大きな音。
それに何故か、俺を呼ぶ声が聞こえた。
誰……？
答えが分からないまま、俺は意識を失った。
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りりた(プロフ) - ☆しんちあけい☆さん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです(о´∀`о)もう一度だなんてすごく光栄です！完結しましたが番外編を短いですが書こうかなと考えてますので、また覗いてやってください！ (2017年3月2日 21時) (
レス) id: 617a50f5a2 (このIDを非表示/違反報告)
☆しんちあけい☆(プロフ) - …一気に全部読みました。すごく面白かったです！自担が危ない目に遭っちゃう系大好物なんで笑…ちょっと、もっかい読み直してきます笑 (2017年3月2日 21時) (レス) id: e93827b7b3 (このIDを非表示/違反報告)
りりた(プロフ) - JUMP大好きな白米と猫さん» コメントありがとうございます！山ちゃんは傷ついた伊野尾ちゃんにはとことん優しくを目指してます(笑)亀更新ですがこれからも楽しんで頂けたら幸いです(*^^*) (2017年1月9日 5時) (レス) id: e887fbde8e (このIDを非表示/違反報告)
JUMP大好きな白米と猫(プロフ) - 山ちゃんマジ優しい！！感動…！(´;ω;｀)伊野ちゃんを助けてあげて！ 続き待ってます(*'▽') (2017年1月9日 0時) (レス) id: f122806c5b (このIDを非表示/違反報告)
りりた(プロフ) - ほのさん» コメントありがとうございます！はい、頑張ります(*^^*) (2017年1月3日 13時) (レス) id: e887fbde8e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りりた
| 作成日時：2016年12月6日 22時
