記者会見(ymin) ページ41
※『熱愛発覚』の続きのようなもの。
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僕が芸能関係の事柄を主に取材するようになってもうかれこれ10年以上経つが、こんなことは異例だ。
あの某有名事務所が、このような記者会見を行うとは。
しかも内容は、所属タレントの熱愛報道についてだ。
この記事を出したのは何を隠そう、うちなのだ。
その件についての会見とくれば、これは記事のしがいがあるというもの。
テレビも生中継しているし、この場で必ず真相を聞き出してやる。
僕のプライドにかけて。
「それでは記者会見始めます」
「失礼します」
号令と共に、会場に入ってくる渦中の人物。
山田涼介氏だ。
うちのカメラマンを含め全員がレンズを向けると、激しいシャッター音と、眩しいほどのフラッシュが光る。
山田氏は、用意された席に神妙な面持ちで座った。
「えー、お集まり頂き、ありがとうございます。
Hey!Say!JUMPの山田涼介です。
この度は、私に関する記事について、お騒がせしてしまい大変申し訳ございませんでした。
今後はこうしたことの無いように、努めていきたいと思っております」
深々としたお辞儀。
ここまではテンプレのような普通の謝罪会見だ。
僕が、いや僕たちが知りたいのは、そんなことではない。
交際は事実か。
相手は誰であるのか。
撮影した時は、暗くて顔が見えなかったからな……。
「すみませんそれでは質疑応答に入ります」
僕も含め、一斉にあがる手。
指されたのは僕だった。
よし、追及してやる……！
「はいではそこの方」
「はい、週刊××です。
今回の件について、熱愛は認めるんですか？
またお相手の方は一般の方というのは本当でしょうか？」
「えー……はい、あの……熱愛、っていうか、仲はいいんですけどね……。
あと、えー、あの、お相手とは、えー……仕事仲間というかなんというか、まあそんな感じです」
煮え切らない言い方。
何かある。
「仕事仲間というと一般の方ではない、ということですか」
「あー、まあ、そうですね」
ここでまた、シャッター音とフラッシュ。
何てことだ、相手も芸能関係ということになるではないか……！
「お相手はどんな方なんですか！」
「その方のお名前は！」
矢継ぎ早に質問が飛ぶ。
もちろん僕も一緒に飛ばす。
司会役、おそらくはマネージャーだろうが、彼の静粛に！という言葉が響いているが、一向に収まらない。
収める気もない。
ここで追及しなければ、記事に出来ないんだ。
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りりた(プロフ) - まみさん» こんにちは、りりたです。小説が完成しましたので移行先にてお読みいただけますと幸いです。宜しくお願い致します。 (2017年4月4日 17時) (
レス) id: 617a50f5a2 (このIDを非表示/違反報告)
まみ - ありがとうございます。嬉しいです。 (2017年4月4日 9時) (レス) id: 2d32cf5372 (このIDを非表示/違反報告)
りりた(プロフ) - まみさん» かしこまりました。こちらのページが現在いっぱいになってしまいましたので、移行後に書かせて頂きたいと思います。少々お待ち下さい。 (2017年4月4日 0時) (レス) id: 617a50f5a2 (このIDを非表示/違反報告)
まみ - できれば家に帰ってから嫉妬するという感じがいいです。でもどんなやまいのも好きなので何でも大丈夫です。 (2017年4月3日 23時) (レス) id: 2d32cf5372 (このIDを非表示/違反報告)
りりた(プロフ) - まみさん» たくさんいらっしゃる素晴らしい占ツクの作者様の中から、お選び頂いて、こうしてリクエストして頂けることは光栄なことだと思います。リクエストの、事件をやまいので、というのは芸人さんを山ちゃんに置き換えてということですか？ (2017年4月3日 13時) (レス) id: 617a50f5a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りりた
| 作成日時：2016年12月2日 4時
