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「……ま、ってやぶ……これからしごと……」
「さっき話したの聞こえなかった?
1時間弱余裕あるって。
最後までいくから」
「え、ちょ……ひぁッ……!!」
首筋に吸い付かれて。
あぁ、痕残ったな、後でメイクさんにこっそり直して貰わなきゃ、なんて考える。
ふと、思い出した。
さっき知念と話してた時。
ちゃんと、聞こえてたよ。
『伊野尾は俺のなんだけど』
「っ、ふふ……」
「……何笑ってんの」
「だって……おれ、やぶの……なんだなー、って……ふふっ」
すごい、嬉しかった。
そのまま伝えたら、薮はちょっとだけ、顔を赤くした。
照れてる……?
「お前……」
「ふぁ?なに?」
「この後の収録で足腰立たなくても俺のせいじゃないからな。
お前が煽ったのが悪い」
「えっ、ちょ、てかげん……」
「んなの出来るか」
「じゃあやめ……」
「それこそ出来ないわ」
そう言うと、薮の手がもう俺の身体を熱くさせて。
こんなのもう、止まらない。
止まれない。
抵抗むなしく、おれはやぶにされるがまま。
最後には気を失っていた。
結果。
薮に食い尽くされてしまったおれは、収録に遅刻したばかりか、ほとんど使い物にならず。
光と知念に大説教をくらいました。
……俺のせいじゃなくない?
END.
ーーーーーーーーー
作者です。
初めてのやぶいのいかがでしたか?
ちゃんとやぶいのでしたか?(不安)
テーマは「俺様な薮くん」でした。
でもこれ俺様というかただ強引な薮くんだよね……俺様ってあってる?
Twitter始めました。
@4bukiLily 鍵垢です。
フォロリク基本承認の方向です。
宜しければこちらも是非。
それでは!
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りりた(プロフ) - まみさん» こんにちは、りりたです。小説が完成しましたので移行先にてお読みいただけますと幸いです。宜しくお願い致します。 (2017年4月4日 17時) (レス) id: 617a50f5a2 (このIDを非表示/違反報告)
まみ - ありがとうございます。嬉しいです。 (2017年4月4日 9時) (レス) id: 2d32cf5372 (このIDを非表示/違反報告)
りりた(プロフ) - まみさん» かしこまりました。こちらのページが現在いっぱいになってしまいましたので、移行後に書かせて頂きたいと思います。少々お待ち下さい。 (2017年4月4日 0時) (レス) id: 617a50f5a2 (このIDを非表示/違反報告)
まみ - できれば家に帰ってから嫉妬するという感じがいいです。でもどんなやまいのも好きなので何でも大丈夫です。 (2017年4月3日 23時) (レス) id: 2d32cf5372 (このIDを非表示/違反報告)
りりた(プロフ) - まみさん» たくさんいらっしゃる素晴らしい占ツクの作者様の中から、お選び頂いて、こうしてリクエストして頂けることは光栄なことだと思います。リクエストの、事件をやまいので、というのは芸人さんを山ちゃんに置き換えてということですか? (2017年4月3日 13時) (レス) id: 617a50f5a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りりた | 作成日時:2016年12月2日 4時