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66 にぎにぎ ページ16

A「えっ?

待っててくれたの?」




裏口から店に入ったところで、

壁にもたれながらユギョムくんがスマホをいじっている。




YG「まぁね、じゃ、ハイ(笑)。」


A「ハ、ハイ?」


YG「手、繋ぎたい。」


A「なんで?」


YG「僕、超頑張ったから。」


A「は?

てか、さっきうちのお姉ちゃんとジェボムさんにスタッフにバレる様なことしちゃいけないって…。」


YG「こっちの店は大丈夫だし。」


A「いやいやいやいや、こっちにもバイトの子いるじゃん?」


YG「へーきへーき。

この時間にはもうバイトくんは居ないし、居たとしても何も問題ない。

あーお腹減った、ほら早く(笑)。」




勝手に私の手を取り、

昨日みたいに手をにきにぎしながら歩き始めた。




A「ちょ、ちょっとちょっとー!」


YG「大丈夫、すぐ慣れる。」


A「絶対こんなのおかしいってー!」




そう言いながらも、

何故かちょっと嬉しかったりしてる変な私。




そのまま引っ張られる様な形で、

ゆうさんが待つ厨房へと入っていく。




YG「ゆうさん、ただいまー。

無事、2号店から戻ってきましたぁー(笑)。」




こちらには目もくれず、

追加のイチゴショートの仕上げをしている。



ゆう「どうだった?」


YG「もちろん、とーっても楽しかったよ。」


ゆう「そ(笑)、じゃ明日も頑張ってね(笑)。

え?えええっ?」




初めてこちらを向いてユギョムくんと話したゆうさんが、

私達が手を繋いでいるのを見て動揺している。




ゆう「な、なにしてんの?」


YG「手、繋いでるよ(笑)。」


ゆう「な、なんで?」


YG「だって、Aさんが手繋ぎたいって。」


A「いやいやいやいや(笑)。」


ゆう「ユギョムくん!」


YG「ま、いいじゃん。

確かに手を繋ぎに行ったのは僕の方だけど、イヤなら力ずくでも外せばいいのに、ずっとにぎにぎに付き合ってくれてたし。」


A「そ、それは…。」


YG「あーお腹へった。

そんなことより早く昼ごはん作ってよ。

ちなみに僕、誰にもバレることなくここに来れたから、僕のリクエストするもの作ってね。

うーんとうーんと、そうだ!

僕、お子さまランチが食べたい(笑)!」


ゆう「ぷっ、お子さまランチだって。」


A「お子さま、ランチ???」

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設定タグ:GOT7 , ユギョム , ジニョン   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:じぇびにゃん(*´ω`*) | 作成日時:2019年11月25日 20時

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