夜になったら星を眺めて（ Nagase.R ） (ページ11)

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『楽しかったですね～！』

楽しい時間はあっという間にすぎてもう6時

ここの水族館は6時で閉館だからもうおしまい

寂しい

ただそれだけだった

廉『 … 近くに海があんねん、寄らん？』

そう言って微笑んだ

まだ一緒に居れるそう思ったら嬉しくて

『行きます！！』

とびっきりの笑顔で答えた

ちょっと歩いてついた先は誰もいない海

廉『そこ座ろっか』

段差になっているコンクリート

廉さんは隣を手ではらって私の座る場所を作ってくれた

廉『おいでや』

『はい！』

座って目の前の夕日を眺める

『綺麗ですね』

廉『せやな』

『今日はありがとうございました』

廉『こちらこそありがとうな、楽しかった？』

『とっても楽しかったです！！』

廉『はは(笑)それは良かった』

ギュｯ_____

『、、廉さん？』

廉さんに手を握られて

次第に指を絡めとっていく

それはもう恋人繋ぎに変わって

周りから見ればただのカップル

そんなことされたら期待しちゃうじゃん、、、

『廉さん、どうしt『あのさ！』』

『は、はい』

急に大きな声を出されてびっくりする

けど、こっちを見た廉さんは

眉毛を下げて苦しそうな顔をする

そんな顔は見たくなくて

廉さんには笑っていてほしくて

繋いでない方の手でそっと廉さんの頬に触れる

廉さんは一瞬びっくりしていたけど

すぐに困ったようなでも少し笑顔で

私の手に自分の手を重ねて

廉『好きや』

確かにそう言った

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