死神手帳...｡ (ページ9)

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《死神...VI話》ページ9

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その頃＿、

「失敗しちゃった？仕事。」

『…まぁ。』

Aは、ユイに連れてこられ、

今は2人で話をしている。

「レンさんのお説教長そうだし、うるさそうだなぁ笑」

『ソウさんも怒ったりしたら怖そうだけど。』

「まぁね笑
大丈夫だよ、Aなら。」

『ありがと、ユイ。
でも明日、一緒に行く事になった。』

「2人っきりって気まづいねぇ～。私もこっそり付いてこうか？笑」

『怒られるでしょ？
まずユイ死神じゃないし。天使だし。』

「大丈夫！大丈夫！」

？「何が大丈夫なのかなー？」

「ゲッ！ソウさん……汗」

「ゲッ！って酷いなぁ汗

まったく！また勝手に無許可で死神界に来て！天使界外出禁止にするよ?!」

「そ、それは勘弁して下さい…汗」

「はぁー、ごめんねAちゃん？」

『いえ。』

「ほら！帰るよ!!」((ｸﾞｲｯ

ソウに腕を引っ張られ、強制的に帰る事に。

「は～い…。またね、A！」

『うん、じゃあ…。』

ユイとソウが羽を羽ばたかせ、天使界に帰って。

Aは、1人になった。

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？「こんな所で1人でポツーンってなって、どないしたん？」

『…。』

まるでタイミングを計ったかの様にAの前に現れた、青年。

死神のショウ。

「おーい、聞こえとる～？」

『…。』

「Aちゃ～((「ショウさん、ﾅﾝﾊﾟ何てして楽しいですか？」ﾅﾝﾊﾟじゃないって、マナカちゃん…汗」

「どう見てもｶﾞﾀｲいい男の死神が、女の子の死神をﾅﾝﾊﾟしてる様にしか見えません。」

「ちゃうちゃう！汗
俺ただ話し掛けてただけやし！」

「それをﾅﾝﾊﾟって言うんです。」

「え、そうなん？」

ｺﾝﾄの様なものがAの目の前で繰り広げられる。

「さっきカイトさんが呼んでましたよ？」

「えッ!?それならそうとはよ言ってや～！
じゃあな～、Aちゃん！」

颯爽と去った行ったショウを確認し、

マナカはAを別の場所へと移した。

『……さっきの嘘でしょ？』

「ああしないとショウさんしつこいじゃん。」

『まぁね。』

「明日、レンさんと行くんだってね。」

『聞いてたんだね。』

「まぁ。本当は私が付いて行ってあげたいけど、仕事があるから。」

『大丈夫。何とかやりきる。』

「Aなら出来るよ。」

Aの頭を撫で、そっと微笑むマナカ。

その光景は本当の姉妹の様だった。

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