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ずっと一緒に居る【神威side】 ページ23






 

 
 
 

 
 
 
神威「…ぅ、」





「あ、やっと起きた。おはよう…神威」





神威「ん、おはよ…」







目が覚めると、

目の前にAの姿があって安心する。




…昨日の出来事は、
全部夢だったんじゃないか。と疑うほど

俺に向かって綺麗な笑顔で笑いかけてくるA。



いやでも…Aは、周りに心配かけまいと

なんでも笑顔で隠す癖あるから





「あの、さ…私もうそろそろ仕事行かなきゃ」





神威「だーめ。Aはしばらく仕事禁止。

変わりに俺と遊ぶこと」





「え、えぇー…(苦笑」





神威「仕事してる時間あるならさ、

その時間、俺にちょうだい」





少しでも、Aと一緒に居たいから。

一秒でも、大事にしたいから。





寝間着を着替え、

Aが居ることを確認しながら
顔を洗ったり歯を磨いたりして

これからの事を考えてた。

俺に、何が出来るのか と。






「…神威は…私を捨てたりしないの?」





ベットの方で、

独り言のように聞こえた言葉に驚いた。





神威「…何、言ってんの?

そんなことするわけないでしょ」





不安気な表情を見てハッとした。



そうだ
今一番怖くて辛い思いをしてるのは俺じゃない。

Aだ。






「…だって私、…一緒に居て良いの?

良いんだよ別に、気を遣って一緒に居なくても」





今にも恐怖と不安の闇に飲まれそうな彼女。

すぐに傍にかけ寄り、肩を抱いた。





神威「A、」





「私…もう1年もないし、

今死んでもおかしくないんだから…

私の事なんか別に忘れても良」





神威「A!」





ずっと喋り続けるAの口を

自分の唇でふさいだ。





「―っんん」





しばらくずっとそうしてて、

Aが少し苦しそうになってきたから離れた。





「 ぷはっぁ、」



神威「あのさ」






Aが話しだすより先に口を開く





…俺の想いを伝えることで

Aの不安を取り除けるのかは分からない。




でも、それでもやっぱり、

ちゃんと言わなきゃダメだね。




思ってるだけじゃ伝わらないから。



 
 
 
 

神威「俺、Aとずっと一緒に居たいよ」


 
 

 


…ねぇ、ちゃんと伝わってる?俺の気持ち。

 
 

 
 
 
 

離れたくないから【神威side】→←私があなたに残せるもの



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さな(プロフ) - 神那さん» ありがとうございます!そう言ってもらえて嬉しいです^^* (2017年12月13日 2時) (レス) id: e49a683dbf (このIDを非表示/違反報告)
神那 - 面白いし、最高です! (2017年10月4日 0時) (レス) id: 6320c90aad (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - 琉也さん» わけあって違うアカウントで返信させてもらいます。ありがとうございます!是非私も聞いてみます!!! (2016年8月4日 15時) (レス) id: 80013a6d2e (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - リンさん» わけあって違うアカウントで返信させてもらいます。ありがとうございます!確かに私オレンジ聴いてそこから参考にした部分もありますww大正解ですね! (2016年8月4日 15時) (レス) id: 80013a6d2e (このIDを非表示/違反報告)
琉也(プロフ) - 感浄ハレーションって曲とお話がすごく合ってて感動するから聞きながら読むの他の読者様にも広めていきたい… (2016年7月27日 17時) (レス) id: c927d4f166 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さな x他2人 | 作成日時:2016年1月17日 18時

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