《ハイキュー》《この音とまれ！》お琴少女。《黒尾鉄朗》

琴6 黒尾side ページ6

俺は、第三体育館でツッキーたちと練習だ。
ツッキーなんか、煽ったらすぐ来てくれる。
楽しいねぇ。


「へいへいへーい！」


こいつのスパイクは中々終わらない。
スタミナが有り余ってる男子高校生。

ツッキーのザルブロックを注意したり
やり方を教えたり。

そろそろ終わろうかな？
と思ったり矢先。


「蛍くん。」


出入り口から、さっきの彼女の声が。
え、てか、何でツッキーを名前呼び？


「あ、し…Aさん。」


んん！？
おいおい、まさか。


「付き合ってるんですか？」


ナイス！
赤葦！


「え、」
「…」


Aチャンの嫌そうな声と
ツッキーの軽蔑したような目

何この子たち
似てるんですけどw


「清水は2人居るので。」
「彼女が、名前で呼んでと言ってきたので」
「蛍くんと同じクラスですし。」


私は臨時で。姉はマネの先輩だから。
と説明してくれた。


「ﾝ?」
「同クラ？」
「仲いいんだね」


木兎は馬鹿だから。スルー。
同クラって。
会話しやすいじゃん


「えーと？」
「A」
「は、はい。」
「俺は赤葦京治。2年。梟谷の副主将でセッターをやってるよ」


赤葦。
ちゃっかりと下の名前で
呼んでるし
Aチャンは俺の時との対応の差よ
烏野の副主将のやつと同じ反応。
夜久の時も同じ反応。


「キミはお母さんみたいな人が好みなの？」


なんか、イラッとしたので
いじめてみる
彼女はすごーく嫌そうな顔をして


「何言ってんですか？」
「優しい系が好きなの？」
「嫉妬ですかー？黒尾サン」
「いや、蛍くん違うと思うよ。」
「「え」」
「この人は、私をからかってるだけ」


あ、そうだ。
さっき分かったんだ
この子は抜けてるんだ。すこし。



――――
クロの事好きな人ー！

クロって、いじめっ子？
ドSキャラではないよね？

文才が欲しい！
ほんとに欲しい！

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