天使のようなバカ《ハリポタ》 (ページ8)

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意地悪はめっ！！ページ8

ドラコside

廊下を歩いていると、スリザリンの女子が下品に大笑いしている

スリザリンの女子の大半は底意地の悪い奴らばかりだ

横を通り過ぎようとすると、Aの名前が聞こえた

耳をすますと、ざまあないなどと言ってる

僕はいつの間にか声をかけていた

ドラコ｢お前ら、何を話している？｣

一瞬戸惑いながらも、僕に興味をもたれて嬉しそうにし、ペラペラと話し始めた

女｢グリフィンドールのAを物置にとじこめたの！杖もうばったから、でられないわ！｣

自慢げに話している

女｢それより、ドラコ様？このあとお暇なら私たちとお茶でもいかがですの？｣

腕に絡みついてくる女をつきとばす

僕はこんな香水がきつい女に優しくできない

ドラコ｢杖を渡せ……｣

おもいっきり睨みつけると女共は青ざめてさっと杖を差し出した

ドラコ｢もう、お前らに用はない。｣

というと、そそくさと逃げていった

場所を聞けなかったので随分とさがす

場所を聞かないなんて僕はあまりにも動揺していたみたいだ

前、あんなに罵倒されたのに、僕はなぜあいつのことが気になってしまうのだろう

少し焦る。なかなか見つからない

使われていない物置の前を通り過ぎろうとすると
たすけてと声が聞こえた

ドラコ｢……？！えっと、アロホモラ｣

ガチャ

呪文もとなえると、あっさり鍵が開いた

中にアイリスがいるとおもうと、すぐに開けることに戸惑ってしまう

バァアン

ドラコ｢おわっ？！｣

間抜けな声がもれてしまう

『あわっ！……いでぇ。あ！ごめんなさい』

あちらも間抜けだった←

『金髪オールバック！！』

こいつ、失礼だなと思いつつも顔に目をやると安心しきっていて、

ドラコ｢ドラコ・マルフォイだ！ドラコって呼べよ。僕が助けたんだぞ｣

前は自己紹介する時間も与えられなかったが、このチャンスは逃しまいと強制的にドラコと呼ばせようとする

なんで、こんなところに来たのかと言われたから、僕がここまでたどり着いた訳を説明する

場所を聞けなかったことが申し訳ないとおもう。こいつには嫌に優しくないか？僕。

安心したような表情に釘付けになる

Aと呼ぶ許可が降りたので顔には出さないがとても嬉しかった

なんで、閉じ込められたか不思議そうにしている。

平和ボケ……

ドラコ｢Aがかわいいから嫉妬してるんだろ｣

そういうと、顔を赤くする

自分が言ったことに気づき、顔が熱くなる