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遂には、フロイドがもーいいじゃんと彼の追尾を止め、更にジェイドまでもが彼、マジカメアカウントさえ無いですと言い始めた次第だ。
シフトを増やすことに関しては両方に利益があって一方が得をするわけではない。アズールは兎に角納得がいかなかった。
こうなれば彼を分かりやすく利用して向こうが優位に立てる状況を作ってやろうという結論に至った。さすれば彼も餌に飛びつく魚になるだろうとアズールは密かに笑った。
そうした経緯で、アズールは飛行術の練習に付き合って欲しいと彼に頼み、彼は二つ返事で頷いて二人は運動場にいるのである。
「貴方の飛行術の成績は中の中、平均よりほんの少し上程度ですよね」
アズールが求めているのは飛行術の手本だった。好成績の生徒はびゅんびゅんと奇抜に飛び回り、はっきり言って手本にはならなかった。
アズールは普通に乗れればそれで良かった。
海洋生物に飛行を求めるな。飛ぶのは飛魚だけで十分だ。
それが正直な気持ちである。
アズールの話を聞き、それならと彼が提案したのはアズールの乗った箒を彼が地上から魔力で操ることだった。
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音玖(プロフ) - 面影草さん» コメントありがとうございます。そう言って頂けるだけで大変嬉しく思います。楽しんでいただけたなら何よりです。 (2020年10月16日 22時) (レス) id: 47499ae404 (このIDを非表示/違反報告)
面影草(プロフ) - コメント失礼します。 とても好きです。言葉で表現できないのがもどかしいです。素敵な作品をありがとうございます。 (2020年10月14日 0時) (レス) id: ad0305c35a (このIDを非表示/違反報告)
音玖(プロフ) - 星猫さん» ポケモンは知ってますが、最近のはやってないのであまり分からないですね… (2020年9月15日 21時) (レス) id: 47499ae404 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - たくっちとポケモンは知ってます? (2020年9月14日 20時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:音玖 | 作成日時:2020年9月11日 21時