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次の日の朝。
昨日、なんでかうちのカバンに
淳太の筆箱入ってたから、
3年生の教室まで届けに行く。
朝早く学校いって勉強してるから、
登校する時間合わへんねん。
筆箱なくて困ってるやろな。
早よ行かんと。
入り口から覗いてみるけど、
いつもの席に淳太は居らん。
キョロキョロしていると、
誰かに声をかけられた。
「Aちゃん？」
「はい？
あ！�陲舛磴鸚菁據�
おはようございます！」
「おはよー！
淳太なら進路相談室行ってんで〜」
「あ、進路相談室…」
「Aちゃんはもう知っとるかぁ。
淳太すごいよなぁ、先生に東京の大学勧められてるんやもんなぁ」
「え…
あ、そうですよね〜」
知らなかったけど、
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「Aちゃん置いてくの心配やから迷ってるって言ってたで(笑)
ほんまに仲良いな？」
そんなこと思ってたん？
「でも淳太いつもうるさいです(笑)」
「あはは！
Aちゃん可愛いから、
ほっとかれへんのやろなぁ」
「可愛くないですよ(笑)
あ、これ淳太に渡してもらってもいいですか？」
「ん？忘れ物？
ええよ、渡しとくな」
そういうと、�陲舛磴鸚菁擇�
私の頭を撫でる。
「ありがとうございます！」
そのまま、自分の教室に戻った。
うちのこと気にして大学迷ってるん？
うちは頑張ってる淳太が好きなんやから、
淳太が行きたいところ行って欲しいのに。
今日また淳太の部屋いこう。
今日は部活休みやったから、
淳太よりも早く淳太の部屋に着いてもた。
『淳太、Aちゃんもう来てんで〜』
おばちゃんの声がする。
帰ってきたんかな淳太。
「よぉ(笑)
なんで部屋主より先に入ってんねん(笑)」
「おかえりじゅんた！
ええやん、いつものことやん(笑)」
「どしたん？
珍しいやん、2日連続で来るなんか」
…どうやって切り出そうかな。
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作者名：ひよこまめ | 作成日時：2021年1月14日 13時
