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Aside


とある日の午後。その日はとっつぁんに警察庁まで呼び出された日だった。

内容はというと、勿論私の所属場所について。




「___どうしても、戻る気は無いと?」


「あのねえとっつぁん…分かってると思うけど
お偉いさん護衛する為に江戸に出てきたんじゃないの。」


「分かってるがよ、……まぁ良いわ。Aちゃんの為におじさんが何とかしてやるよ」


「私はいくら金積まれても戻らないからね」


「へいへい、それも伝えときますよ…」





とっつぁんに背を向けて扉に手をかける。
すると、そうだA、とまた呼び止められた。





「継友殿はもうお元気になられたみてえだ」


「そ、そんな、…昨日まで意識不明の重体だったはずじゃ」


「あァ、この情報は上官だけしか知らねェ。
何か企んでるかもしれねえから気をつけるこった」






*


徳川継友(いつものボンボンです)


かつてAが護衛していた大名。
清河と手を組み次期将軍の座を狙っている。
経緯は不明




*

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作者名:ちーずなん | 作成日時:2021年4月6日 0時

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