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踊り終わって肩で息をつく。
センターで踊るのってちょっと怖いこともあるけどやっぱり景色が綺麗だ。
ジョングクはいつもこの景色を見てるんだなぁ…
マンネなのにずるいぞ！
なんて思うけど振り向いて見えたジョングクのきらきらの笑顔に何も言えない。
あぁチョン・ジョングク。綺麗な景色は全部お前にあげるよ…
.
ステージを降りてもついてくる浮遊感にはまだ慣れない。
僕ちゃんと歩いてる？
「A」
「ホビ」
そっと肩を支えてくれたのは、ちゃんとズボンを履いてるホビ。
その優しさに甘えて体重をかける。
「今日も楽しかったー」
うちのダンスマシーンはいつもすごく楽しそうに踊ってて、もちろんさっきも。
目が合う度にウィンクしてくれるけどファンサはこっちじゃないよーって。
ねぇ誰か伝えてあげて。
「僕も楽しかった」
僕とホビはいつも舞台後に楽しかったって言い合う。
ミスがあった時も、ハプニングがあったりして焦った時も。
どんなときもかけがえのない瞬間で楽しいものだから。
「Aまたダンス上手くなっただろー!?」
「え、本当に？いやー、良かった良かった」
「ヤー、ダンスマシーンの座は渡さないぞ！」
「………それはどうかな？」
ふふん、と笑うとひゃーーー！っと変な声を出すホビ。
支えてもらってる分際で言うのもなんだけど、耳元で叫ばれると耳が痛いんだよ
「うるさいー！」
あひゃひゃひゃ、と変な笑い方で着いてくるジニヒョンがなんだかすごく楽しそうだったから、
まぁうるさいのも少しは我慢してやるか。
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