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JK
ステージが終わって今からお昼をバンで食べてそのままダンスレッスンだって。
マネヒョンの言葉を聞いたジニヒョンの顔、誰か見てたかな。
僕は踊るのも好きだしヒョン達といるのも好きだから嫌じゃないよ、ダンスレッスン。
踊る度上手くなっていくのがわかる。
上手く踊れたら楽しいし、
もっと踊りたくなるから。
こんなに楽しく踊れてるのは、きっとヒョン達がいるおかげ。
Aヒョンに言ってもらったひとことのおかげ。
『ジョングクは僕のスーパーヒーローになってくれる？』
どうしようもなく悔しかった時、崩れそうだった時、そう言って笑ってくれたよね。
ヒョンは誰がなんと言おうとかっこいい。
僕のスーパーヒーローはAヒョンだよ。
絶対に本人には言わないけどね。
.
目の前でこくりこくりと居眠りしているヒョンをどう起こそうかと考える。
うーん、普通に起こすのは面白くないし、ちょっと前にからかわれたから仕返ししてやろう。
そーっと後ろに回って耳に口を近づける。
「Aおっぱぁ、さらんへよ〜♡」
なんてちょっと声を高くして耳元で何回か囁く。
ビクッと動いたヒョンはみるみる間に顔が赤くなってくけど目を開けない。
あ、起きたっぽいからとりあえずとどめさしとこう。
「Aおっぱぁ、
「ぁぁぁぁぁ！무리〜！！！」
無理無理、と叫びながら飛び起きたヒョンに大爆笑。
誰に言われたと思ってるんだろう、誰もこんなこと言う人なんていないのに！
.
……、ごめんなさいヒョン、そんな怖い顔しないでよ…。
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