何、あの人カッコよすぎない？【梟谷、音駒】

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土曜日、研磨を見に行く日









よっちも誘ったけど彼氏くんとデートだって







ってなわけで一人で行くことに









んーと、ここかな？




あれ？こっち？









意外と方向音痴かもしれない……







無念！！研磨にメッセージを送っても既読にならず





たぶん試合中だよね…最悪









んー人多くなってきたし、たぶんこっちで合ってるはず









ぼーっとしながら歩き続ける









｢ん！！音駒って書いてある！！｣



｢木兎さん、見知らぬ人に指さしちゃいけませんよ｣








え、たぶん私のことじゃね？？









A｢え、っと…｣






｢音駒の人？？でもバレー部のジャージじゃねぇよな｣



｢バスケ…と言ったところでしょうか｣








A｢はい、バスケ部なんですけど…音駒のバレー部ってどこにいますかね？｣





｢おーー！あっち行ってギュン！って曲がったらズーンって行って、人多いとこの角ら辺にいた！！｣









｢木兎さん、それじゃ分かりませんって｣







A｢あーとりあえず行ってみれば分かりますね、ありがとうございます｣









立ち去ろうとしたけどなぜか目が離せないくらい見つめられる





たぶん、ぼくとさん？とか言う人だろう








こっちの黒髪の人が言ってたし









A｢な、なんでしょう｣





｢送ってやる！！一人じゃ危ねぇからな！！ここ男バレしか集まってねぇし！！｣




｢？、まあ、男バレの試合ですからね｣









ん？？いや、？あー、男バレってあれか180超の人多いから


私なんか小さく見えたんだな






迷子になるとでも思ったのかな？








んー、まあ確かに迷子になっちゃうから送ってもらおうっと









A｢…お願いしてもいいんですか？｣





｢おう！！任せとけ！！｣









ぼくとさん？と黒髪の人に連れていかれ




無事、研磨のいる場所に着いた









｢黒尾ー！！｣





あー、あれがクロさんか






｢おー木兎、と？あーーー研磨、お友達｣





孤爪｢A、遅かったね｣



A｢迷子になっちゃった｣








｢…A、？｣







名前にふと疑問を持ったのか、黒髪の人は私の名前を呼んだ









｢あ！俺、木兎光太郎！！梟谷の主将してっから！ヨロシクな！｣




｢あ、俺は赤葦京治です。二年で副主将やってます｣







あ、同じ二年なんだ



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