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中原Side
「なぁA...」
『何、簡潔に言って。私は暇じゃない』
Aはあいつがいなくなってから変わってしまった。
太宰から任される書類仕事、それがなくなってから自分の書類をよく間違える。
笑わず、口調もきつくなってきている。
「Aはどうして太宰に固執するんだ？」
『そんなの中原幹部には関係ないです。それと彼の名前を出すのはやめてください』
ﾊﾟﾝｯ
明らかな敵意をこちらに向け発泡してくる。
重力を使って弾を止める。
「A俺は一応幹部だ。その態度は反逆に値するが、わかってるのか？」
『えぇ、もちろんですとも。もしかして莫迦にしてます？...あぁそういえば反逆者は殺すのが主流でしたね。私を殺すんですか？流石にまだ死にたくないですが...』
淡々と述べるA。
やはり、太宰に固執している。
死にたくないのも太宰が関係しているのだろう。
「じゃあ交換条件だ。お前は反逆者に値するが許す、
その代わりに御前が太宰に固執する理由を教えろ」
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作者名：暇で飽き性の朝顔 | 作成日時：2023年4月28日 22時
