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腹が減ってはなんとやら ページ5

煉獄「まぁそう畏まるな!
殆どの鬼は!
俺が斬って仕舞うだろうからかな!」

そう言って大っきい声で笑い乍

炎柱さんは私の隣に腰を下ろした。

席は未だ空いているのだが…。

他に誰か来るのか…?


「…他に誰か来るのですか。」

煉獄「嗚呼,3人推薦された者が来るそうだ」

「…そうですか。」

車窓から見えた。

少し遠くから此方を振り返り,

心配そうな面持ちの少年から視線を外し,

煉獄「よし!たらふく弁当を食おうじゃないか!!」

私はお弁当を食べ乍に
任務について話す炎柱さんから

今回の任務について静聴した。


煉獄「美味いっ!!美味いっ!!

美味いっ!!美味い!!美味いぞ!!)モグモグ」


炎柱さんの目の前には瞬く間に,
空の弁当の山が築き上げられつつある。

「わぁ……。」

呆然と目の前の光景を見ていると。


煉獄「うむ!継語少女も食べるといい!
腹が減ってはなんとやらと言うからな!
丁度手違いで購入したのがある!食べなさい!」

炎柱さんは,一旦手を止め別の弁当を私に差し出した。

「…え,ありがとう…ございます。」

代金を返そうとしたが断られ,

粗末にする訳にもいかず

私は貰った弁当に手を着けた。

…正直,任務を共にした一部の隊士から,

睡眠薬や嘔吐剤やらを盛られたて以降,

信用してない人から,
食べ物を貰うのは怖いのだけど

……匂いや色に異常なし,うん大丈夫。

「……)パク」

煉獄「?」

「……)パァァァッ」

え,普通に美味しい…。

特に鮭の焼き加減が最高。

炎柱さんと弁当こそは違うが,
美味いと言いたくなるのも納得が行く味だ。

疑っていたのが申し訳ないくらいだ。



「…先刻から何を見てるんですか?」

煉獄「ムッすまん!
継語少女は冨岡同様表情が変わらんからな!!
少し微笑んで居たから少し驚いた!!!
そんなに美味いか!良かった!!良かった!!」

「うん…美味しい)モクモク」

炭治郎「あの…すいません。」

煉獄「美味いっ!!」

炭治郎「れ,煉獄さ煉獄「美味いっ!!」ぁ,
それはもううん凄く伝わってますから。」

煉獄「美味いっ!美味いっ!」

「炭治郎……。」

炭治郎「あ!A久しぶり」

どうやら推薦された隊士は炭治郎達だった。

取り敢えず座わるように促し,
私と炎柱さんが座ってる席に,炭治郎。
その向かいの席に,
伊之助くんと善逸くんが座る。

所謂,兄貴肌→←見送りと嫌な予感。



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作者名:あいぞめ | 作成日時:2019年12月19日 23時

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