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閑話_Take care of (キメツ学園) ページ34

side 冨岡

Aが風邪をひいた。

「ゼェ…ハァ…ぎ,ゆさ,ん。
…すいません今日は帰って下さい。」

蒸気した頬から相当熱があると見える。

辛そうに息をし乍俺に直ぐにAはいう。

冨岡「?…何故だ。」

「風邪…移るかもしれない」

冨岡「俺の事は心配しなくてもいい…」

「薬飲んで…寝たら治る…平気だから」

嘘をつけ,本当はさみしいと思っている癖に。

冨岡「俺が傍に居たいんだ。」

「……。分かった。)ポフッ」

冨岡「何かつくる。出来る迄横になってくれ。」

Aが一言そう言ってポフッと

掛け布団を被り寝台に身体を預けたのを確認し

俺はキッチンへ足を運んだ。

何か作るとは言ったものの…俺は料理が得意ではない…。

何を作れば良いんだ…。

そうだ,姉さんは俺が風邪を引いた時,

野菜が沢山入ったお粥を作ってくれた。

あれを作ろう。

野菜は…。
Aが切り置きしてる野菜があるし。

確か姉さんは出汁をどうのと…。

出汁ってどうやってとるんだ?
水と…醤油と…塩を入れたらいいか。

冨岡「…)ダバーッ」

拙いな入れ過ぎたか?。
とりあえず野菜も入れて沸騰させるべきか…。

そう言えば,卵も入ってたな…。

冨岡「コンコン…パキャッ)あ…」

に…煮込めばどうにかなる。

ま,まぁ…大丈夫だ。


これくらいでいいのだろうか…?…うん。


「…(義勇さん。
何か作ると言っていたけど…大丈夫かな)」

冨岡「ヒョコッ)A。

お粥作った。

食べられそうか?」

「!?…(義勇さんの料理。)食べる。)即答」

冨岡「フーッフーッ…あー。ほら口開けろ。」

「…自分で食べられる。」

冨岡「否,俺が食わせてやりたい。」

「…」

冨岡「冷めないうちに食えA…。」

「…(食べなきゃ帰ってくれそうにない…)モキュモキュ)」

冨岡「……どうだろうか」

「…正直に言うと味が濃いです。」

…Aは目を逸らし申し訳なさそうに言う。

…矢張りどうにも…上手く出来ない。

冨岡「…。無理するな。今さげるk」

「でも,美味しい。
義勇さんの作ったものなんだから凄く嬉しい。
…たべる。…あつかったから。
欲を言えば,もう少し冷まして欲しい…。」

冨岡「嗚呼!)パァァァッ」

嬉しい。

冨岡「あー」

「モッ…モッ…)///」

俺からAに何かしてやれた。

(この後,
冨岡は無茶苦茶ふーふーするのだった。

結論を言う。
彼は後日,風邪を貰いAに看病される。)

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作者名:あいぞめ | 作成日時:2019年12月19日 23時

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